8/28まで「日本のそめおり展 」と「美しき色、いにしへの裂」(京都) | <京都 ・オンライン>着付けとデザイン|ハナオムスビ

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京都伝統産業ミュージアムで開催中の「日本のそめおり展」へ行ってきました。

 

展示会情報はなかなか全部チェックできていなくて

こちらの展示も原清華ちゃんからの情報で知りました。

8月28日までということでギリギリ滑り込み!

人の少ない平日に行けてよかったです。

 

みやこめっせの地下に伝統産業ミュージアムはあります。

 

 

 

伝統産業ミュージアムとは

 

千年の都・京都で出会う、工芸の新たな世界
千年の歴史のなかで都として栄えた京都では、茶道や華道、

能、狂言をはじめとする独自の文化、古くから受け継がれる

素材・技術を用いた伝統産業が育まれてきました。 

 

その高い技術・歴史は、京都にとどまらず、

広く日本の文化を形づくるうえで重要な役割を担っています。 

1977年の開館以来、京都伝統産業ミュージアムでは、

京都に息づく産業とその背景の紹介を通して、

広く伝統産業の振興に取り組んできました。 

 

2020年のリニューアルを経て、

現代のつくり手の活動を紹介する事業をさらに充実させ、

つくり手と使い手がともに伝統産業のいまを見つめ、

これからを思い描く、自由な交流の場を創出しています。

 

 

京都だけでなく全国にこういった伝統的工芸品産業に関する施設があります。


一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会

 

 

 

 

京都では京都の伝統産業が常設で展示されています。

 

 

 

 

 

 

 

その奥で企画展の展示が開催されていました。

 

 

 

 

 

 

全国和装産地市町村協議会に加盟している13市2町村の和装製品が揃います。

 

なんとなくのことがつながり全体がわかりやすく見れるというのは有り難いですね。

しかも無料です。
 

着物を着る人にはかなりおすすめの展示です。
やはり書籍で読むだけでなく実際の生地を見ると理解しやすい。

触れたら尚よかったけど流石にそれは不可能でした。


また、生地の特徴だけでなく各地の従事者数や平均年齢なども表記してあり、

現実を目の当たりにすることになります。

 

今目の前に見ている布が何年後かには作られなくなるという可能性もある訳です。

手仕事のものがどんどん貴重に高価になっていくのは致し方ないのかなとは思いますが

いつか手に入れて身に纏いたいと思っても手が届かないものになりそうです。。

(なのでリユースでも手に入るのはありがたいと思います)

 

 

会場は撮影可能だったのでざっと展示をご紹介。

 

 

本場奄美大島紬(鹿児島県奄美市)

 

 

 

 

本場大島紬(鹿児島県鹿児島市)

 

こちらは鹿児島本土のもの

 

 

丹後ちりめん(京都府丹後市)

 

展示の中では一番従事者数が多かったです。

 

 

 

 

 

十日町明石ちぢみ 十日町絣(新潟県十日町市)

実はつい最近まで明石ちぢみって実は兵庫県の明石だと思ってました。

地名だけだとピンとこないものもありますね。

 

 

 

 

涼しげでした!

最近夏に来ている方をよく見かけるので一度は着て見たいですね。

 

 

小千谷縮(新潟県小千谷市)

 

夏のカジュアル代表といった感じの小千谷縮。

でも従事者数がとても少ないんですね。

来年は是非手に入れたいです。

 

 

 

 

伊勢崎銘仙(群馬県伊勢崎市)

 

 

 

 

桐生絞(群馬県桐生市)

 

 

 

 

 

 

五泉織物(新潟県五泉市)

 

 

以前勤めていた髪飾り屋で五泉のぬれよこの生地を使ったものがあり、

その時に初めてこの生地を知りました。

 

 

 

米沢紬(山形県米沢市)

とても綺麗な反物でした!

 

 

 

 

有名な結城紬やいしげ結城紬などもありました。

 

産地を混同しがちな織物も地図と織物を見ながらはっきり認識することができました。

 

じっくり見た後は斜め向かいの細見美術館へ。

こちらでも織物の展示をやっていました。

 

 

実は行くのは初めて。

小さいのかなーと思っていたら、地下があって、複雑な建物の構造。

階段の上り下りが結構あって移動がなかなか複雑でした。

 

 

 

 

 

「美しき色、いにしへの裂」
京都の呉服専門店「ぎをん齋藤」七代目当主 齋藤貞一郎氏と、

植物染の「染司 よしおか」五代目当主 吉岡幸雄氏の膨大な

コレクションや偉業を見ることができます。

 

一部撮影可でした。

こちらは有料でしたが、伝統産業ミュージアムよりお客さんが多かったです。
映像の部屋は人数制限があり、定員オーバーだったので見ずに飛ばしてしまいました。

 

 

 

 

 

古い布や更紗などとにかくたくさん見ることができました。

 

家業とはいえ、収集し研究するエネルギーを物凄く感じました。

 

 

どちらの展示も見終えて、思ったのは

全てただの布ではなく、着るものになっていること。

体に沿って着心地の良い布を追求しているんですよね。

人間?日本人?の探究心はすごい。

ただただ感心。

 

 

明日までですが間に合う方は良ければ行って見てください。

 

 

 

 

 

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