私が動物対話士を名乗る理由 | 保護動物を出さない人創り。保護動物にならない動物育て。

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一社)動物対話協会代表理事、井泉はなんの公式ブログ。

動物対話士(R)の伊東はなんです。

このたびの台風は、私の知り合いも多くいる土地ということもあり、懇意にしているタロット占者の先生は決壊した土手から4kmしか離れていないところにお住まいだったということもあり、いつになく心を痛めています。
一日も早い復旧をお祈りしています。
私に出来ることは何かな。
もし見つけてくださったら教えてください。
力になりたいです。

さて。

私は基本的に同業者の方のことは触れないようにしています。
というのも、このお仕事は感性あってのことだし、感性というのは実に個性豊かで人それぞれだから。
そこに私が口を挟む必要はありません。

でも今回はあまりにもひどすぎる!と思ったおはなしでした。
私がアニマルコミュニケーターを名乗るのをやめた最たる出来事が、クライアントさんの口から出てきたのです。

だから今日はちょっと辛口で長文です。
ご容赦ください。


エンジェルペットさんとのセッションをしました。
クライアントさんいわく、実は別の方に見てもらったんだけど、どうにも納得がいかなくて…ということで、ご依頼くださったとのこと。
おはなしを聞いて思わず「それウソでしょう。誰ですか、そんな適当な事を言うのは…。」って、お名前も聞いちゃいました。

以下にそのやりとりを書きます。
みなさんもどこがどうダメだったかを考えてみてください。

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飼い主さん:
「うちの子のお骨を庭に埋めようと思っているのですが、あの子はどう思ってますか?」

コミュニケーター:
「それはダメです。お宅の子はとても優しい子だったから、それを頼って他の動物霊が来ます。そしてその動物霊がご家族を不幸な目にあわせます」

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さて、どこがダメな点かわかりますか?

霊感の有無や霊界の知識にはまるで関係のないところです。
たった一往復のこのやりとりに、2つもおかしな点があります。


1つめ:ペットの思いを伝えていません。
→クライアントさんは「あの子はどう思ってますか?」と聞いているのに、帰ってきた答えはコミュニケーターの思いです。もう一度やり取りを読み直してみてください。
これはつまり、アニマルコミュニケーターとしての仕事をしていない、ということです。

2つめ:言ってることがチグハグ
→優しいペットを頼って来ているなら、その動物霊をなんとかしなきゃならないのはそのお宅のペットさんです。家族は関係ありません。
仮に100歩譲って、よその動物霊がそのお宅に害を与えるのだとしたら、「優しい家族を頼ってきているのに、自分の存在に気づいてもらえない」という人間に向けて害を与えることになり、亡くなったペットが優しかろうが動物嫌いであろうが関係ありません。
ですから「お宅の子は優しかったから」というフレーズは意味のないものになります。


つまり、質問と答えが全く噛み合ってないのです。

こんな適当な事を言う輩がいるから、「アニマルコミュニケーターは怪しい」って言われるんです…。
だから、私は動物対話士を名乗り、私の仕事はアニマルコミュニケーターとは違うとお伝えしています。


ちなみに以下が私の答えです。
内容があっているか否かではなく、会話を成立させて飼い主さんが知りたいことにフォーカスしている点に、注目していただきたいと思います。

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飼い主さん:
「うちの子のお骨を庭に埋めようと思っているのですが、あの子はどう思ってますか?」

動物対話士 伊東はなん:
「この子いわく、すでに埋められる場所も決まってると言っています。そのことについてはしょうがないなぁという思いとともに、それを了承しています。しょうがないというのは、それ以外に手段がないと飼い主さんが思っていることを理解しているという意味で、その子自身もまた、それ以外の方法がないと思っているようです。試しに「動物霊園とかに行くのは?」って聞いてみましたが「ないね(笑)」と言われてしまいました。
実際のところ、埋める場所はお庭のどこにするか決まっているのですか?」

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というやり取りをしました。
本当に、すでに「埋めるときはここにしよう」というのも決まっていたそうです。

実際は、このやりとりのあと「実は…」ということで、他のコミュニケーターさんに見てもらったけど納得が行かなくて私に依頼をした、という経緯をお伝えくださいました。
そして引き続き、こんな質問をなさいました。

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飼い主さん:
「けど庭に埋めると他の霊が来ると言われたのですが…」

動物対話士 伊東はなん:
「お宅の子は確かに優しい子だったようですが、他の動物との絡みについては「そんなの嫌だよー」という思いが届いてきます。特に積極的に来られる子には「いやーん」って逃げていっちゃうイメージを見せられるんです。スローなテンポで「こんにちは~」って来てくれる分には大丈夫だったようですが。

(飼い主さん「はい、そうなんです」と相づち)

だから、他の子が頼って来たとしても「やめてよ~」って避けてしまいますから、そんな子に対して他の霊が頼って居着くことは考えにくいです。
生きていた時のお散歩を思い出してください。あいさつした子にいやーんってされたら、あいさつした子は別のところに行ってしまいますよね。それと同じです。
まして、それを逆恨みして飼い主に悪さをするなんてもってのほかですから、ご安心ください。この件でもしお庭に骨を埋めて良くないことが続いたら、責任を持って伊東はなんの名においてしっかり浄霊させていただきます。」

(飼い主さん:あはは。なさそうですねー(笑))

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このように、HANAnのエンジェル動物対話は、生前の日常をペットさんから聞いてお伝えし、整合性を確認していただくことで、「うちの子」との霊界通信が成立していることを確認してもらいながら話を進めていきます。

これが「動物対話士」のお仕事です。


この日は、なぜか「実は違う人に見てもらったのですが…」というご依頼が続きました。
私のセッションが飼い主さんを悩ませないようにしなきゃ、と、心新たに思った一日でした。


写真は最近のもよちゃんとちーちゃん。
お姉ちゃんのしっぽをおもちゃにする、やんちゃな妹です。
この後ちーちゃんは、もよパンチを食らってました(笑)
なんやかんや言いながらちゃんとお姉ちゃん業をしているもよちゃんです。

2015.08のもよちー


                  

HANAn ~動物対話(アニマルコミュニケーション)&各種ヒーリング~
http://www.hanan.jp/
動物取扱業:14東京都訓第004535号
東京都杉並区下高井戸1-11-23
TEL・FAX:03-6304-3138

ペットの種類、生死、状態等一切不問。
2007年より専業アニマルコミュニケーターとして活動。
2013年夏に職業名を「動物対話士」として商標登録済み。
ペット入室可能なサロンにて、安心してセッションを受けていただけます。