藪木れいこです。
本屋大賞を追いかけています。
3月中に読んだノミネート作、記事アップが追いつかない!
今回はこちら。
人間だもの、疲れちゃうときってあります。
そんなとき自分を責めるばかりでため息ついていませんか?
自分のことが嫌になっちゃったり、人のせいにしてる自分に嫌気がさしたり…
そんなとき、そっと寄り添って「あなたらしくいて良いんだよ」って優しく包み込んでくれるように感じました。
それぞれのおはなしの登場人物がふわっと繋がっているのもステキ。
本を読んだあと、この装丁のように夜空を見上げたくなります。
私自身はね、読んだあとで中学生の娘の本棚にそって置いておきたくなりました。
気持ちの循環、優しさの循環が自然に起こる一冊です。
『リカバリー・カバヒコ』
青山美智子(著)
光文社
青山美智子(著)
光文社