藪木れいこです。
本屋大賞ノミネート作品を追いかけています。
今回はこちら。
表紙の絵柄がかわいい❤
それもそのはず、こちらなんと児童書!
というわけで、我が家ではまず、小学2年生の次男がよんでました。
「面白い!次買って」が第一声。
それから「トリック分からんかったのが悔しいーーー」って言ってました。
ネタばれをしなかったことに子どもの気づかいを感じつつ、読み始める私。
随所で登場人物が定番ミステリーを話題にするんです。
とっても自然に。
だから「子どもが興味を持つには良い感じ!」と保護者目線で読んでしまうところも。
で、トリックはさすがになんとなーく予想がつきつつ…おおっと思う展開もありましたよ!
子どもがこれ分かったらびっくりするなぁ。
人間関係を絡ませたトリックは小学生には想像つかない部分だろうと思います。
その部分を、こじつけたような解決ではなく「子ども同士の関係だからこそ」でトリックをえがいてくださった知念先生にますます人間力を感じてしまいました。
これからもっとキャラクターがイキイキと活躍するであろう、このシリーズはおすすめです!