虹の約束♪ -3ページ目

虹の約束♪

「いつも喜んでいなさい・・・」

 

 

That was the true light, which enlighteneth every man that cometh into this world.      ~John1:9~

 

 

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すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。   ~ヨハネ1:9~

 

 

 

 

 

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God is Love ❣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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God Bless You ❣

 

 

 

 

 

 

 

 

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God Bless You ❣

 

 

 

 

・・・

 

「相変わらずだな、お前ら、仲のいい良い夫婦ほど、

喧嘩するって言うけど、お前らがまさにその通りだ。

ところで二人はもう結ばれたのか?当然結婚したんだろう」

 

意味ありげにサブは二人をからかう。ラーモセは顔を赤らめ、アルは顔を伏せた。

 

 

 

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「なんだよ、まだかよ。おいラーモセ、情けないぞ。それでも男かよ?信じられないな」

 

「うるさい、余計なお世話だ。放っていてくれ。別に俺たちはそんなんじゃない」

 

サブは呆れて首を振り、エセも不思議そうにラーモセを眺めている。

 

「なんだよ、二人して。そんな眼で見るな。俺をバカにしているのか」

 

「バカにはしないけど、こんなに長く一緒に暮らしていて、何もないなんて、

ちょうっと驚いただけ。じゃ、二人の関係は一体なんなの」

 

ラーモセとアルは顔を見合わせ、また顔を赤らめた。

 

「まあ、ラーモセの気持ちもわからなくはないな。アルは女というより、

まるで少年だ。色気もないし、その気にならないんだろう」

 

サブの言葉に、アルは抗議の視線を送った。

 

 

 

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ラーモセも面白くないという顔を向ける。

 

「なんだよ、二人して睨むなよ。だってお前らは恋人でも夫婦でもないんだろう」

 

「だからってそこまで言わなくても」

 

アルは痛いところをつかれ憤慨した。

 

サブは二人を揶揄し面白がっていた。

 

「アルはいつか自分の国に帰るの?」

 

エセが突然質問を投げかけた。

 

ラーモセとアルは視線を合わせ、互いに困惑した。

どう答えたらいいのか判断がつかなかったからだ。

 

「その、多分帰る日も来ると思うけど、それがいつなのか、まだわからないの。

ちょっと色々事情があって、それで・・・・・」と歯切れが悪い。

 

ラーモセは話を変える。

 

「いいだろう、そんなことはどうでも。それよりアケトのみんなはどうしている?」

 

要領を得ないエセはアルを見つめていた。

サブは途端に顔色が変わった。

何かを含んだような眼の色を見せたが、答えはない。

 

「なんで黙っている?お前だけ旅から戻ったのか?イウイアはどうした?」

 

サブは不得要領な笑いを浮かべた。

 

「サブ、言いたいことがあるなら黙っていないで話しなさいよ。なんだか変よ」

 

エセが促した。

 

 

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「言うか迷ったが、やっぱり黙っているわけにもいかないか。

そのために戻ったんだからな。お前らに大変なことが起きている」

 

ラーモセは一旦アルに視線を向けた後、サブに戻し、眼で訊き返す。

 

「ヨセフがラーモセとアルを探しているって噂を聞いた。当然、俺らアケトもな」

 

誰よりも先にエセが悲鳴を上げた。

 

「何よ、それ。どうしてよ?なんでアルのことを知っているのよ?

ラーモセのことだって。アケトが名の知れた盗賊なのはわかるけど、

ラーモセの名前は知られていないはずだし、

ましてや、なんでアルなの?おかしいじゃない」

 

「耳の側で大きな声を出すなよ」

 

サブが舌打ちしながら自分の左耳を押さえた。

ラーモセは、無表情に引き取った。

 

「この前の流れ者の誰かが、噂を流したんだろう。それにしても早すぎるな」

 

アルは急いで思考を回転させていた。

 

 

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「そんな冷静でいいのかよ?これはちょっと厄介だぞ」

 

「流れ者が?なんの噂を流したのよ?」

 

エセは理解できないと言ったように尋ねる。

 

ラーモセとアルは黙っていた。

 

 

 

「パピルスの詩」

 

 

 

 

・・・

 

エセが間で、取り成すように説明した。

 

「ラーモセには内緒で、ときどきアルと連絡を取り合っていたの。

私たち今では、大の親友になったのよ。知らなかったでしょう?」

 

 

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ラーモセはアルを睨み、忌ま忌ましそうに舌打ちした。

 

アルは取り合わず無視した。

 

「だって、私はまたみんなで集まって、

以前のように友達でいてほしかったんだもん。

だから怒らないで。さあ、食べようよ」

 

 

 

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「そうよ、ほら、サブも。実はね、サブったら

旅に出たまま何の連絡もくれなかったのに、

ひょっこり突然帰ってきたのよ。私嬉しくって。

もう帰って来ないんじゃないかって心配だったから。

だからまたみんなで会えたらいいなって、アルに話したら、

アルも同じ気持ちでいてくれて。

そして二人には内緒で、今日ここに来たのよ。

それなのに何よ、二人して黙ったまま、何か話しなさいよ」

 

「そうよ、ラーモセ、そんな態度失礼だわ」

 

 

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再びラーモセはアルを睨み、顔を背ける。

エセとアルは顔を見合わせ、肩をすくめた。

 

「別に、来たくて来たわけじゃない。

エセに強引に連れてこられただけだ。帰る」

 

サブは勢いよく立ち上がった。

と、同時にラーモセも椅子から素早く腰を上げた。

 

「相変わらず礼儀を知らない無礼な奴だな。

他人の家に来たなら、せめて食べて行くもんだろう。

俺の立場がなくなる」

 

ラーモセは居丈高に言った。

 

 

 

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「そっちこそもう少し、そのひねくれた性格直せよ。

俺にいてほしいなら素直にそう言え。

お前が頼むなら食べてやってもいい」

 

サブの言葉に、ラーモセは眼を剥いた。

 

「何?帰りためれば帰れ」

 

「もう、二人とも子供なんだから。

昔からこうよ、仲直りするのにいつも見栄の張り合い。

いい加減にしてほしいわね、全く」

 

エセの剣幕で二人は渋々椅子に座った。

 

アルは内心可笑しくて仕方ない。

 

それでも食事をするうちに、険悪な雰囲気も和み、

とりあえず仲直りできたようだ。

 

 

 

 

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一段落すると、ラーモセの不機嫌はアルに向けられた。

 

どうやら嘘をつかれたことに腹を立てたようだ。

 

「何が誕生日だ?残さず食べられると約束したよな。

さあ、食え。食べなければ只じゃすまないぞ。

お前が自分でそう言ったよな」

 

そう言うとアルの頬をつねった。

 

「痛いな、さっきは本当に食べられると思ったの。でも何か急にお腹が痛くなって」

 

「そんな言い訳聞かないからな。全部食え、これはお前の分だ」

 

 

 

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今度はアルが気分を害し、ラーモセとの喧嘩が始まる。

 

エセは笑っていた。

 

 

 

「パピルスの詩」