虹の約束♪ -17ページ目

虹の約束♪

「いつも喜んでいなさい・・・」

「ラーモセと結婚しているの?」

 

「まさか。居候しているだけ。いつも迷惑ばかりかけているの。

いつかラーモセの邪魔になって見捨てられちゃうかもね。

それでも仕方ないよ、何の役にも立てないし」

 

 

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「アルは自分がどれほど幸せな人間かわかってないね。

ラーモセの方がアルを必要としているんだよ。

ただ側にいたいって気持ち、誰にでもあるでしょう。

そう思わせるアルはすごいと思うよ。

ラーモセは誰にでもあんな顔見せなるわけじゃないんだ。

アルにだけ向けられるあの優しい顔は、

きっとサブとエセは心の中で羨ましがるはずだよ。

だからラーモセとアルは結婚していると思ったんだけど、していないんだ。

それなら、これからするの?」

 

アルは子供の単純さに思わず苦笑する。

 

 

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「パピルスの詩」

 

 

 

 

イウイアの言葉は、今のアルには鋭い刃のように胸を切り裂く。

 

優しくされる資格が、自分にはないことを知りすぎている。

 

陽は傾き、火が灯された。

 

サフの奏でる楽器で、エセが炎の周りを踊る。

 

 

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あたかも映画の一場面を観ているようだ。

 

エセは腰をくねらせ、妖艶な魅力たっぷりで、みんなの拍手と喝采を受けている。

 

アルは独り離れた場所で、揺れる真っ赤な炎を見つめ自分を蔑み、空笑いした。

 

 

 

「パピルスの詩」

 

 


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ここへ来てからずっと落ち込むばかりだ。

 

 

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厳しい境遇の中でも、みんな必死に生きようとしている。

 

それに較べて自分は、逃げてばかりいる。

 

それに他人を羨んだり憎んだり怨んだり。

 

イウイアは自分より遥かに、辛い思いをしているのに、食べてくれなかった親戚さえ、良い人だと言う。

 

恥ずかしくてこの場から消えてしまいたかった。

 

気持ちが沈んでいった。

 

 

「パピルスの詩」

 

 

 

 

 

 

 

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アフリカ地方の生まれなのだろう。

 

眼がとても綺麗で澄んでいる。

 

魂に力が漲っている感じだ。

 

都会の子供たちの中で、こんな命に満ちた眼を見なかった。

 

 

 

「パピルスの詩」

 

 

 

 

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「こいつは何でも感動して泣くんだ。

 

空でも月でも星でも。

 

 

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最初は俺も驚いたけど、案外いいもんだよな、ゆっくり空を見上げるのも。

 

こいつを見ていると当たり前のことが、当たり前ではなく、実はすごいことなんだって思える。

 

そんなことを気付かせてくれるんだ」

 

 

 

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「パピルスの詩」