陣痛から出産まで#6 | ハナモミ流~結婚生活~

ハナモミ流~結婚生活~

結婚して13年☆娘3人の育児奮闘中

陣痛とおさらばできるから喜ばしいことなんだけど
私にとっては意外なタイムシケジュールとなり少し焦りました。
大体イキむってどうすれば良いんだ??
予習不足だった私の頭の中は?だらけ。

そして、ここでもエンジェル(院長夫人)に助けられたんです。
「陣痛の波がきたら、いーち、にー、さーん」と
大きく息を吐いて4つ目にイキんで。」
「あと顎をひいてお腹を見ながら手に力を入れて下さい。」
などなどアドバイスいただきました。

うーん…
でも言うのは簡単かもしれないけど、
一度に全部やるのは難しいっス…。(-”-;)

陣痛と陣痛の間、必死にイメージを作ろうと
言われたことを頭の中で整理していました。

分娩台に上がって10分後にイキみ始めて
20分後には「もう少し!もう頭が見えてるから!」という助産師さんの声。
え!?もう生まれちゃうの?と拍子抜けする私。
そんなに痛くないぞ。

結構楽勝かも(* ̄▽ ̄*)♪


時計を見たら今日はまだ10分残ってる。
今日中に産めそうだな、なんて考えてました。

ところが一旦陣痛が弱まってしまい
実際はなかなか出てきてくれなかった私の赤ちゃん。(T_T)
55分頃ちょっと休憩。たぶん2分くらい。

そのうち零時を回り日付も変わって
0時5分、ついに先生登場。
この時に切られることを初めて覚悟。(>_<)
それまで助産師さん2人と先生の奥様と私の女性だけで
超自然体でいけると思っていたから残念。
案の定、先生から「切開しますよ。いいですね?」と確認が入り、
私が了解した後に(たぶん)局部麻酔を打たれました。

麻酔のせいか、そういうものなのか
赤ちゃんの頭が出てくる感覚は全く分からず圧迫感もなし。
何より出てきてくれない現実は私を不安にさせました。
イキみの合間に
「なんかイキむ感じが良く分からないんですけどあってます?」
なんて助産師さんに聞いちゃった程です。(笑)
「大丈夫。あってるよ。上手にできてるから、その感じで続けて。」
助産師さんの言葉に励まされ引き続き頑張る私。
気付けば私のすぐ左で私より力入れて
「う~ん(>_<)」ダーリンもイキんでました。(笑)

最終的には、いつも優しく楽観的だと思っていた先生の
厳しい口調の励ましに目を覚まし
本気でがんばったら頭がやっと出てくれました!
でもそれは「はい、もう頭出たよ。楽にして体の力抜いて。」
と言われて知ったことであって、自覚は全くなし。
体が出てくる感じは少し分かったような気もしますが…。

そんなワケで感激も感動も無いまま出産は終わってしまったのでした。