「扱いにくい部下」は、私の鏡だった。
もう10年以上も前、主任になりたての私は毎日イライラしていました😡🤨
「なぜ、年上の部下はあんなに非協力的なのか?」
「なぜ、あの若手は反抗的な態度をとるのか?」
「なぜ、チームは私の思い通りに動かないのか?」
とにかく毎日が「なぜ」「何で」「何なの?」のオンパレード。
(ギリギリ言葉に出してはいないものの、頭の中がこんなことでいっぱいでした。笑)
今思うとすごく恐ろしいのが、
当時は本気で「部下のレベルが低いせいだ」「環境が悪いせいだ」と思い、自分にベクトルを向けたこともなければ、他の何かのせいだと信じ込んでいました。
しかし、それから長いマネジメント経験を経て、フリーランスとして独立した今、当時の自分に一番伝えたいことがあります。
「部下の態度は、すべてリーダーであるあなたの心の投影(鏡)だよ」ということです。
相手を変えようとしていた時代
当時の私は、正論という名の武器を振りかざしていました。
主任でありリーダーなのだから、正しい指示を出せば部下は動くのが当たり前。動かないのは相手の怠慢だ。そう信じて疑いませんでした。
特に、年上の部下や態度の悪い部下に対しては、力でねじ伏せようとしたり、逆に腫れ物に触れるように遠ざけたりしていました。
その結果、チームの空気は冷え切り、離職者も出る始末。私の初めての役職者経験は最悪のマネジメントでした。(今でも黒歴史です🤣)
転機:自分が変われば、相手が変わる
そんなある時、あるきっかけをもとに気づいたのです。
相手を変えようとコントロールするエネルギーが、さらなる反発を生んでいることに。
そこから私は、相手ではなく「自分の内面と姿勢」を変えることに集中しました。具体的に変えたのは、次の3点です。
1. 「正しさ」よりも「理解」を優先した
相手を正論で論破するのをやめました。
「なぜ彼女は反抗的な態度をとるのか?」という背景を、先入観を持たずに聴くようにしました。
2. 自分の「弱さ」を認めた
「完璧な上司」の仮面を脱ぎました。
年上の部下には「この分野はあなたの方が詳しいので、力を貸してほしい」とお願いしました。
3. すべてを「自責」で捉え直した
「アイツの態度が悪い」と思った瞬間、「私のどんな振る舞いが、周りにその態度を選ばせているのか?」と自問するようにしました。
※特にこの部分は徹底的に考え分析し、何度も気付いた方法で実践しました
魔法のように変わった景色
今でも忘れない瞬間✨
驚いたことに、私が「自分自身のあり方」を変えただけで、あれほど頑なだった部下たちが、少しずつ心を開き始めました。
反抗的だった部下が自ら提案をしてくれるようになり、年上の部下が最強の相談役になってくれたのです。
チームの成果は以前の数倍になり、継続していく中で社員表彰では全国店舗から選ばれる賞をチームメンバーと一緒に受賞するまでになりました🏆
何より私自身がマネジメントを「苦痛」ではなく「喜び」と感じられるようになったことが大きな変化です。
最後に
マネジメントは手法(スキル)も大事ですが、それ以上に「自分のスタンス」がすべてです。
もし今、部下との関係に悩み、眠れない夜を過ごしているリーダーの方がいたら、一度だけ「相手を変えること」を諦めてみてください。
そして、自分の内面を少しだけ整えてみてください。
決して簡単なことではないかもしれませんが、やってみることで必ず変化に気付けるはずです。
10年間の試行錯誤で得たこの経験を、これからはフリーランスとして、今悩んでいる方々のサポートに捧げたいと思っています。