上品な喫茶店でコーヒーを楽し
んでいると、美人さんが近づい
てきて、
「これ、あなたの箸じやないですか?」
片方だけの1本の使い込んだ箸
を見せた。
私が日常使っている箸の片方だ。
「はい。そうです」
と応えると、
「わたし、あなたと友だちになりたいの。LINE交換させてください」
と私のスマホをテーブルから取り
上げ、スマホ同士でキス。
ブルーツースだ。
私好みの美人さん。
自分のスマホを手に取り、美人
さんの名前を知ろうと画面を見
たが、何の表示もない。
ハッと気づいた。
夢である。
昼寝していたので白昼夢だ。
ヘンな夢を見た。