4歳児の心読めず
家族で温泉宿に行くと、娘と一緒に男湯に入ることが多かった。妻は左胸を切除していたため、大浴場には入らず、部屋に設置している小さな風呂で入浴を済ませていた。
非日常の場所に踏み込んだ4歳児の心は読めなかった。娘が男湯で突拍子もないことをやり始めるのだ。
「もう、勘弁してくれ」と言いたくなるような娘の行動。あのときは困り果てたが、今は思い出すたびに笑ってしまう。
2007年8月、大分県別府市のホテルで記念撮影。これが最後の温泉旅行となった。
懐かしくて恥ずかしい。温泉の思い出。以下、妻のブログ。
温泉談義2 〜がん患者が気軽に入ることができる温泉〜(2007年8月13日)
がん患者は、手術や術後のケアの後遺症などで、温泉を気軽に楽しむことができなくなることが多々あります。
もちろん、人によっては、「全く気にならない。大浴場、もりもり楽しむよ~♪」という方もいらっしゃいますので、人それぞれ、ということもあるでしょうけれど。
私は、まだまだ修行が足りません。
話は変わりますが、私の大事ながん友の一人は、酔うと、胸にはめていたパットを、
空高く飛ばします^^;
そんな愛すべきがん友が、大好き。
私の場合は、昨日も書いたように、家族風呂以外では術後の温泉デビューはしていません。
でも、ムスメと旦那は温泉が大~好き。
私のせいで彼らまで温泉に行けないのは可哀想なので、時々お付き合いはします。
毎度のごとく、ロビーでの一人行動を満喫する私。
他に女性陣がいる場合は、ムスメをお任せしますけれど。
家族だけの場合は、必然的に、ムスメはいつも旦那と一緒に男風呂へ。
4歳児のむっちむちの体を見て喜ぶのは、ロリコンのおっちゃんたちかもしれませんが。
ムスメはムスメで、
旦那以外の数多くの男子の股の前にたたた~っとかけて行き、
てぃんてぃん♪
てぃんてぃん♪
てぃんてぃん♪
てぃんてぃ~ん♪
と指を差しながら、大喜びするのです(直接的な表現は、避けさせていただきました笑)。
別に、めずらしいものでもないのでしょうけれど、いっぱいあるのが、うれしいのでしょうか・・・ムスメの心は、読めません。
その後、数多くの男子たちに、頭を下げて回るのは、
もちろん、旦那の仕事です。