「生ききる」決意を

 

今朝、目覚めると、ブログに応援メッセージが届いていた。

数年前の春、19歳の息子を事故で亡くした、という60代の女性からだった。

「人生が終わったと思った」とつづられていた。

 

僕も妻を亡くし、「人生が終わった」と思った。

とてつもない悲しみは、今も不意に襲ってくる。

 

女性は息子さんを亡くした。

妻と子を比較すべきではないし、想像もしたくないが、もし、それが自分の娘だったら・・・。「悲しい」とか「つらい」という言葉では表せないだろう。頭がおかしくなりそうだ。

 

メッセージを送ってくださった「空 笑顔の写真」さん。

よくぞ、ここまで生きてこられましたね。

これからも、どうか生きてください。

死のその瞬間まで、生ききってください。

僕も身に起こった運命を受け止め、残りの人生を存分に生ききります。

できれば、日々を楽しみながら。

それが、亡くなった人たちへの最高の贈り物だと思っています。

 

闘病中の千恵。娘が顔を寄せるとうれしそうに笑った。13日後に亡くなった(2008年6月28日)