【12月】光とあそぼう♪クリスマス会
************************90分のクラスの中で起こっていたこと、みんなが感じていたことをシェアすることを目的に、スタッフの目線からまとめたキロクです。おやこのあそびの瞬間を切り取った写真と違った角度から見たみんなの様子から、新たな気づきがありますように。◆クラスの詳細・参加申し込みはこちら👈から◆1回から参加OK!************************〇はじまりのあそび&大人のシェアタイムいつものとおり、教室に来てすぐにトライできる遊びで、手と頭と心を動かすところからスタート。 今回は、大人の皆さんにもいっしょに作りかたを考えていただくクリスマスベル創作でした♪手にしたい思う道具や素材はひとりひとり違います。「セロハンテープはある?」「はさみがほしい」と、やりたいことから目当てのものを探そうとする人もいて、成長を感じます。 大人のシェアタイムは、1年を振り返る時間でした。自分自身のことと、お子さんのこと、それぞれにキーワードがあります。 話している大人のそばで遊ぶ子どもたち。何度か出している段ボールのかけらを、壁に貼り付けようと考えた人がいました。この段ボールに描くということを思いついた人も。 こうしなきゃ、は何もない、自由な空間だからこそさまざまな遊びが生まれていきます。〇ふれあいあそびクリスマスにちなんだふれあいあそびを親子で♪ サンタさんになってソリに乗ってみる。どんな風に乗る?どこを楽しむ?親の個×子の個のかけ算がそこここで。雪だるまになって押し合いっこ! 部屋中の飾りやプレゼントを集めてクリスマスツリーを彩ります。いくつもの飾りを素早く集めていた男の子。隣に自分よりも小さい子がやってきたのを見ると、まだ取っていない飾りを残して他の場所に移動していました。プレゼントを大切に集めていた女の子は、他の人が集めてきたプレゼントもクリスマスツリーの下に丁寧に並べていました。仲間の行動を感じながらの行動は、みんなで遊ぶからこそ。鈴の音が楽しいスティックにも、それぞれの反応がありました。ほら、こんな音がするよ。 「この場所で楽しみたい!」と表現していた1歳さん。ベビーカーの中で、皆の様子を見ながら安心して楽しんでいました。それぞれにとって心地よい形で参加するのがこのクラスです。〇五感あそび今回の素材は、「光」という現象です。子どもたちにとって身近で、日常的にすぐそこにあるものですね。なんとなくいつも一緒にいる光に注目することにしました。扱う光は、自然の恵み太陽光と懐中電灯の光です。まずは、どちらの光とも相性のよいカラーセロファンを探求します。光にぴったりな素材を持ってきたよとセロファンを見せました。早速子どもたちが近くに集まり、手を伸ばします。すぐに触れて探求する子、少し離れて観察している子と、この瞬間にもそれぞれの個性が表れますね。子どもたちがこうしようと決めたことをそっと見守る親の皆さんのまなざしがいつも温かい。スタッフがこの時に「先生がまずやってみていいですか」と伝えると、手を伸ばしていた子たちも気持ちを受け取り観察の姿勢に。子どもたちの受け取って、すっと姿勢が変わる様子に成長を感じた瞬間でした。セロファンに触れながら、気が付いたことを言葉にしていきます。セロファンを太陽の光にかざしてみたら、「とうめいだ」と気が付いた子がいました。白いバットの上では濃く見えていた色も、透かしてみると色の濃度が変わり、その先のものが見えました。観察の中ですっと気が付く子どもたちの発見の力。丸めてみたらどんな音がするかな?あれ?しわくちゃになった。気が付いたことを言葉にしながら、実験をしているのはスタッフなのですが、子どもたちも真剣です。一緒に実験をしている心と頭の状態にしだいに変化していく大事な時間です。近くにいるお父さんお母さんも、キャッチしたことを言葉や表情で共有をしてくれます。近くにいる人の心の動きを感じたり、自分の心の動きを受け取ってもらうことで、子どもたちは深く探求モードに入り込んでいきます。子どもたちの待ちきれない感じを受けながら、さっそくセロファンの乘ったテーブルを出しました。一人1枚ねと伝えると、何色ものセロファンから子どもたちは自分の心と対話し1枚選びました。最初に出したセロファンは、赤ピンク黄オレンジと暖色のみ。青が大好きな子が「青がない」と気が付き表現しました。「実は、後で青が出てくるから、青に合いそうな色を選んでみてね」と伝えました。その後は、近くに寄り添っていたお母さんと彼で話をしながら、目の前にあるものから1枚選びました。「こうしたい」があるけれど、それが今すぐ叶わないとき、自分との折り合いの時間になります。お母さんに寄り添ってもらいながら、すっと思考の転換をした彼の姿がすごいなと感じました。彼は必ず、相談をしてくれます。その中ですぐに叶わないときもあるけれど、これまでの経験の中で状況を捉え、柔らかく選択を変えていく力が彼の中でより耕されてきているのを感じています。1枚選んだセロファンは、それぞれの子どもたちによって探求されていきます。ちぎることに挑戦する子、丸めてみたものを床に置いたらなんと美しい色が床に映った子・・・そして大好きな赤を選んでそれを大事に大事に最後まで綺麗な状態で持っていた子。綺麗な状態を保ちながら、スタッフの顔にあてて世界が赤くなるのを堪能していました。以前、毛糸玉を一人一個ずつ渡した時に、ほどかずに大事に手にしている子がいました。一気にほどくのも楽しいし、巻かれた状態を大切にしながら触れるのも楽しい。同じものでも、魅力の感じ方・扱い方が変わります。いないいない・・・ばぁ!!パパの反応に大うけ。その子の「今」×「素材」で遊びが生まれていきます。黒画用紙の上をセロファンを使ってゴシゴシとこすっていた子がいました。ある瞬間手を放してみるとくっついた!!まさかの出来事です。クラスの後、「お掃除をしていたんだ」と教えてくれました。静電気を起こそうとしていたわけではなく、その子の中で日常とリンクして生まれたアイディアで遊んでいる過程で起きた不思議な現象でした。それを見た他の子たちも・・・・壁をごしごし。色とりどりのセロファンがくっつき始めました。魔法の「ごしごし」です。なんと、手に静電気を持っていたのか、ある子からスタッフがセロファンを受け取ると手にもくっつきました!「マジック!」と言いながら不思議の探求を楽しんでいます♪小さなボトルに入れてみる?こんな風にボトルと組み合わせることができるなんて!ボトルを手に「ここに水を入れてみたい」というアイディアを出してくれた子がいました。セロファンが入っているボトル、そこに水が注がれたら・・・なんてワクワクするアイディア。「こうなったらどうなる?」自然と湧き出たその子の中の問い。自分で問いや目標を立て、それに向けて実行する力がすくすくと育っています。水を入れ始めると、水が大好きな子どもたちが続々と集まってきました。水が入っていく過程を丁寧に観察しています。わ!ピンクと青が美しく重なっているね。安心のママのお膝の上で、心ゆくまで観察です。それぞれのセロファンと光の探求が生まれています。選び抜かれた「青」1枚。振ってみたら、セロファンにたくさん気泡が付いた!ようく見ているからこその大発見。物の細部まで観察をしています。丁寧な観察者たちによる、発見の世界。床に色が映った!同じ色の組み合わせなのに、入れ方によって模様が違う。こちらも可愛い化学反応が生まれていました♪最初に出会った時から、アイコンタクトで心の交流をしていたね。さぁ、お次に「懐中電灯の光」にも触れていきます。これなーんだ?光の当て方で素材の細部が大きく映し出されました。(卵パックでした!)日常よく触れるものでも、見方を変えると発見があります。懐中電灯の光の色くらべもしてみました。同じ白い光でも真っ白もあれば、柔らかい白もあります。思い思いに自由に探求する時間に・・・・太陽の光とはまた違うね!とっても色がくっきりと見えました。光と相性の良い素材を出して、自分の光あそびのアイテムを作ります。光の創作タイムは、実験しながら作る子どもたちの姿が印象的でした。作りながら実験して、また作って。(セロファンに星の穴あけパンチで型をとろうと試行錯誤。セロファンが柔らかいから紙の時とは違う調整する力が必要になるね。経験の中で感覚を磨いていきます。)1人一つ渡した、光のアート用の素材。そこについていたクッキングシートに目を付けた子がいました。シート単体だとこんな美しい光の模様が・・・光のアートは、折り紙をいくつもテープでくっつけるなど、少し根気がいる内容だったのですが、黙々と集中し、作り上げた子がいました。できたよ!と見せてくれた時の誇らしい表情。作品作りをやり遂げて、自分で発信した瞬間です。お母さんから温かく見守られて、安心しているから、自分の世界を自ら耕していっています。こちらは、別のあそびに展開中。「こうしないと」は、一旦置いておいて、おもしろそうな子どもたちの遊びに乗っかってみる。お父さんとお子さんの心が通い合った遊びです。お隣にいたお友達も心惹かれて仲間入り♪がたんごとん電車が走りだしました。広い教室の中で、それぞれの空間の色が輝いています。ひとつひとつを見ても美しいし、全体で見ても美しい。時折それぞれの色が混ざり合って、お互いの感性と知を耕しています。2025年も、一緒に遊び尽くしてくれた親子の皆さんに感謝です。月に1度の空間が、参加をしてくれた皆さんの人生を豊かにしていますように。今年も1年ありがとうございました。年明けは、お正月あそびからスタートです♪体を温かくし、家族で素敵な年末年始をお過ごしください♡ー参加者の皆さんの感じたことキロクークラスをふりかえって~子どもとわたしの「個」と「今」をキャッチ~※お子さんの様子とご自身の心をスケッチするように書いていただいています。箇条書きでもOK!**** いつも素材に夢中になっている息子。今回も色付きのセロファンに興味津々。くしゃくしゃにしたり、破いたり、重ねてみたり。たくさん発見している様子が見られました。ミニボトルにセロファンと水を入れ、ボトルをシャカシャカ振った時に沢山の水泡がフィルムに纏わりつき、光にかざしてみるとキラキラと綺麗な様子を発見した時には本当に嬉しそうでした。みんなに発見をシェアしてもらったことも誇らしかったようです。ミニボトルは嬉しさのあまり握りながら持ち帰り、帰宅した兄に「〇〇ちゃん作ったの!みて!」と嬉しそうに報告していました。半日経つとセロファンの色が水に溶け出し、全体が藍色に。中の水を出してみると「青になってる!」また発見がありました。 光に照らされた素材に美しさに心躍りながら創作を楽しみました。初めてセロファンを使った創作にチャレンジしましたが、のりでうまくくっつけられなかったり、中々難しかったです。思うように形にはできなかったものの、光にかざしてみると素材のおかげでそれなりに綺麗な作品ができました。またセロファンでの創作の機会があったらもっと極めてみたいです…! 今回は息子の中でも自分の発見をシェアしてもらったりと嬉しいことがあったためか、クラス終了後も持ち帰った作品や素材で熱心に遊ぶ様子が見られました。「認めてもらって、誇らしい気持ちになる」経験を間近でみることができ、私も嬉しかったです。****・クリスマスツリーの飾りを探す場面で、息子はすぐには動かず、少し様子を伺っていた。しかし、1度動き出すと、少し見つけづらいような場所にある飾りをすぐに見つけ出していた。 また、素材紹介の際、珍しく先生のすぐ近くには寄らず、少し離れた場所で体を揺らしていた。一見、聞いていないように見えたが、いざ素材を自由に触る時間になると、先生が説明した通りに「セロハンは手でちぎれるのか」を真剣に確認したり、青と赤のセロハンを重ねて色の変化を試したりしていた。 動き出しが遅かったり、説明を少し離れた場所から聞いていても、しっかりと周りを観察し、自分なりの準備ができてから取り組み始めていることが分かった・R1のペットボトルにセロハンを詰める作業では、息子は自分の世界に深く入り込んでいた。セロハンを小さく丸めて、ペットボトルの狭い口から押し込むという作業に集中していた。 その後、先生がお友達の工夫(セロハンを蓋に挟んで傘のようにする、底側にセロハンを貼り付ける等)を紹介すると、息子の目に挑戦的な光が宿り「僕も何かできるはず!」と言わんばかりに、一度入れたセロハンを引っ張り出し、どうすれば自分だけの新しい工夫ができるかを考え始めた。 青と赤のセロハンを重ねて紫色を作り、それを丸めて入れようと試みたものの、丸めたときのサイズが大きすぎて、ペットボトルに入れることができなかった。それでもすぐに諦めきれなかったようで、その後も何度もセロハンを出し入れし、試行錯誤を続けているようだった。お友達から良い刺激をもらったと思った・最後の制作が完成した瞬間、「できたね!」と声をかけると、息子は急いで立ち上がって先生の元へ走っていった。その表情は、「作ったものを早く先生に見てもらいたい!」という誇らしさと喜びで満ちていた。 その後、先生が息子の作品をみんなに紹介してくださり、一瞬ではあるが、クラスメイトの注目が息子に集まった。 注目されることや、人前で何かをするのが少し苦手な息子にとって、これは小さな勇気が必要な瞬間だったはず。 当日、どんな表情をしていたのかはっきりとは見えなかったが、頂いた写真を見ると、少し緊張しながらも、作った作品をみんなにしっかりと見せており、きっと彼にとって小さな自信になったと思う・このクラスに通い始めて、先生方から息子は「観察が得意」だと教えていただき、それ以来「よく見つけたね!たくさん観察したね!」という声掛けを心がけてきた。最近では、自然の中の不思議を真っ先に見つける等、私たち親に嬉しい驚きをたくさん与えてくれる。 今回のクラスでも、少し分かりにくい場所にあるツリーの飾りを見つけたり、一見聞いていないと思った先生の説明を再現して素材を探求する息子を見て、やはり彼は周りの様子や素材を観察・探求したり、人の話を冷静に聞いて理解するのが得意なのだと改めて腹落ちした・今回、最後の制作の完成を私(母)には見せてくれず、私の体をすり抜けて先生のところに走って見せに行ったのが、私にとって一番の衝撃だった。 ここ1年で少しずつ母子分離が進み、公園などでも「ついてこないで、ここで待ってて」という発言が増え、成長を感じていた。 一方で、"自分の表現を人に見せる"というのは、誰にとっても勇気がいることであり、息子の「見て!」を受け止める役目はまだ私が担うものだと思い込んでいた。 今回、「真っ先に見せたい」と思う相手が私ではなく先生だったことに、良い意味で期待を裏切られ、とても嬉しく思った。 息子が認めてもらいたい・褒めてもらいたいと思う相手、つまり「信じられる」相手が親以外にも存在するのはとても喜ばしいこと。 息子の成長に感動するとともに、このまま社会や世界を信じ、何ごとにも前向きに取り組める人になっていってくれればと思った