【3月】色&粉の化学実験
************************90分のクラスの中で起こっていたこと、みんなが感じていたことをシェアすることを目的に、スタッフの目線からまとめたキロクです。おやこのあそびの瞬間を切り取った写真と違った角度から見たみんなの様子から、新たな気づきがありますように。◆お茶の水クラスは今回をもって一旦終了となります◆ 三鷹若葉幼稚園で開催中の教室は引き続き継続します************************今日は、お茶の水教室での最後のクラス。たくさんのおやこの皆さんと過ごしてきたこの場所での、特別な一日となりました。〇はじまりのあそび&大人のシェアタイムいつものように、来た順で思い思いに遊びに入ります。ペンやシールを手に取り、プチ創作スタート。自然と心と頭が動き出していきます。素材を組み合わせることで動かせるのだと知ると、「どうすれば動く?」と真剣に向き合う姿も。大人のシェアタイムのテーマは、「家族へのありがとう」。毎日の暮らしの中では、当たり前になって言葉にしそびれてしまう「ありがとう」。あらためて思い浮かべて言葉にしていくと、ふだんの何気ない瞬間の幸せが特別だったり、支えられていることで成り立っていたりすることに気づきますね。「感じて考えて言葉にする」花まるが大切にしているこの過程を、大人の皆さんもいっしょに味わう時間になりました。 〇ふれあいあそび体と心をいっしょに動かすふれあいあそびの時間です。ママ・パパの膝の上はわくわくのあそび場でもあり、安心の居場所でもありました。お互いに、気持ちを整えたいときに。もう少し大きくなってからも、ふれあいあそびが、必要なときに求めあえる親子共通のツールになれば…と願っています。 同じ遊びをしていても、親子の遊びの表現はそれぞれ違う。スタッフたちは、それぞれの形に心からの「いいね」を送りたいのです。 つくったちょうちょといっしょに飛べたね♪〇五感あそび今日の素材は、「粉(こな)」。おうちの中にも実はさまざまな粉はあるのですが、じっくり向き合ったことは意外と少ない素材です。 素材との出会いの時間。 「においはする?」「どんな音がするかな?」「どんな風に落ちてくる?」スタッフが探求している姿を見ながら、子どもたちも同じ世界に入っていきます。音と粉の実験。「やってみたい人!」という呼びかけに、キラリと目を光らせて前に出る子、気持ちはあるけれど少し様子を見てから…という子、次を待ちながら間近で観察する子、お兄ちゃんお姉ちゃんの姿を驚くほど真剣な目でじっと観察する子…。「初めて」に出会う瞬間の、心の動き、葛藤がそれぞれにあります。 触ってみる。それもまた冒険。手や足への刺激が、全身・心のエンジンもかけるよう。手で触れてみる。どうやって集める?道具を使うとまた、「やってみたい」が広がります。手の動きに、その子なりの集中とこだわりが表れます。 水、そして色とかけあわせていきます。どの色を使おう?どんなふうに入れていく?探求が一段と深まっていきます。 粉の中に水をほんの少し入れたらこうなった。その感動をスタッフに共有しにきてくれました。 ストローを使って色水を加えるふたり。スタッフがやってみせたとき、ひときわハッとした表情をしていました。言葉を交わすわけではなくとも、すぐ隣の仲間の存在を感じ共鳴しているのがわかります。 共鳴に子ども・大人の区別はありません。真剣に探求する大人の姿からも刺激を受けて、子どもたちの「こうしたい」は柔軟に形を変えていきます。あれ!?ぎゅっと押すとかたまる。 手を放すと、とろり。固体のようで液体のような、不思議な感触を発見。 こちらも親子で色と感触を探究していました。手に従って変化していく美しいマーブル模様…。触るたびに変わる感触に、何度も手を入れてみたくなりますね。風船に入れてみる?スタッフの提案したアイディアに真剣に向き合っています。本当にふしぎなものを前にするとき、「実験してみる」「自分で選ぶ」は自然にできるのです。 最後は、粉を溶かした魔法の水の実験をしました。しゅわしゅわの泡にくぎ付けになる子どもたち。スタッフがやってみせたのを受けて、その後どうするかは自由です。どのくらい、どんな風に?自分と対話しながら実験を進めていく親子の皆さん。「予想する」「確かめる」という過程を踏むことができる段階の子たちは、ワクワクと緊張がないまぜになった表情です。 そんな中、「この容器に新しい粉を入れる」という実験をしている人が。すばらしいアイディアです。自分の「こうしたい」「やってみる」を繰り返す段階ならではの姿。 五感で遊ぶこと=学ぶことであり、思考実験でもあるこの時間。それぞれの段階で心からやってみたいことを実験することこそが、思考を伸ばす刺激になり、成功体験になっていきます。 お茶の水教室でのクラスは、今日が最後となりました。 月に1度、この場所でいっしょに遊び、感じ、考えてきた時間は、スタッフにとってもかけがえのない宝物です。「家族へのありがとう」を分かち合った今日、私たちからも、これまで通ってくださったおやこの皆さんへ、心からの「ありがとう」を贈ります。 親子の皆さんにとって大切な時期を、ごいっしょできたことが、本当に幸せでした。 これからも、皆さんの毎日が、笑顔あふれるものになりますように。花まるグループの教室や企画をはじめ、成長した皆さんとお会いできることを楽しみにしています。 ー参加者の皆さんの感じたことキロクークラスをふりかえって~子どもとわたしの「個」と「今」をキャッチ~※お子さんの様子とご自身の心をスケッチするように書いていただいています。箇条書きでもOK!****最後のおやこクラス、あまりのテンションで先生に嗜められる場面も(笑)参加者の男の子の様子を見て、あ、これが4歳の平常運転か、と安心しました。 片栗粉出現からいつもの集中が見られホッと一息でした。 片栗粉の無限の可能性とろみがつくだけでおかずとかスープってなんで美味しくなるのか。 しかも遊びでも使えるなんて。 片栗粉に水を加えるとトロッとするなんて当たり前のことなのに日常の中にふしぎや楽しさが混ざっていることを先生方に「そういうことやぞ!これからも思考するんやで!」伝授されているような会でした。 日常でいえば、さっき息子がカーペットにスライムつけてガミガミ怒っていたのですが、 これも化学反応的なのでなんとかならない?と思ったらお酢でとれるそうです。 あとでやってみます!! 息子の人生に関わってくださってありがとうございました。 私1人では今の息子にはなっていません。 こんなに可愛くて愛しい息子に育ったことに感謝しかありません。 息子が「俺、生まれてきて良かったな、人生楽しいな」と思ってくれるよう、これからも支えていきたいと思います。***最初の活動にはすっかり慣れて、ニコニコで楽しんでいました。 粉の実験では、相変わらずマイペースであるものの、粉の固まる様子、色のつく様子等、ゆっくりと観察しながら味わっていました。片栗粉に色がついたものを混ぜ、少し固まったら素敵な色合いの石のようなものができ、親子で嬉しくなりました。 最後の重曹とクエン酸に色水を加えた実験では、ひたすらにコップ同士(重曹とクエン酸)あけうつししながら、少しでもシュワシュワ反応するのを夢中で眺めていました。色水が加わると、色がついた状態でシュワシュワするのがまた楽しいようで、存分に遊び尽くして大満足の様子でした。 粉の感触に癒されました。 普段はつい掃除することを気にしてしまい家では中々こういった素材遊びをできないのですが、ここまで親子で粉の感触や素材遊びに夢中になれて楽しかったです! 周りの保護者の皆さんも、汚れることなんて気にもせず、パパママご自身が楽しんでるご様子を感じました。 「ああ、花まる親子教室は本当に素敵な場所だな、素敵な親子に沢山出会えて幸せな空間だったなあ」としみじみしてしまいました。クラスの帰り道、息子に「最後の花まる親子教室終わっちゃったねえ」と声をかけたところ、「えー、終わっちゃったの?さみしい〜🥺さみしいねえ」と残念そうに言っていました。まだ3歳、されど3歳。 「別れ」や「最後」をどれだけちゃんと認識しているのかは分かりませんが、本人の中で、確かに花まる親子教室がひとつの居場所だったのだろうと思います。 私も、息子が素材に目を輝かせて、自分のペースでゆっくりと向き合い、探求を深める姿を見て、新たな一面に気付くことができました。