ニュースで、日本でもオーロラが見えたと大騒ぎになっている。
でも、想像してたのとは、ちょっと違う。
空全体が、夕焼けのように赤く発光してる感じ。
じゃあ、オーロラって何で発生するんでしょう?
塾生の何人かにも聞いてみたけど、誰も答えられない。
お〜い、理科の先生!
せっかく珍しい現象が起きたんやから、教材にしようよ。
教えてる単元と違うとか、そんなの関係ね〜!(笑)
理科は、まず子供らに興味を持たせんとアカン。
私たち、地球上の動植物は太陽がないと存在出来ません。
太陽光に太陽熱、それらが色々と作用して成り立ってる。
それと同時に、電気を帯びた粒も放出されてる。
「プラズマ」といい、太陽風に乗って地球まで運ばれる。
それらが地球の大気に飛び込んでくると、酸素や窒素とぶつかる。
そうすると、その一粒一粒が光を出す。
それらの集合体が、オーロラの正体なんです。
また、高度によっても見える色が変化します。
なので、模様のあるカーテンのようなオーロラになる。
そして、なぜ北極などの極地に近い所ではっきり見えるのか?
それは、地球自身が大きな磁石になっており、磁場を持っているため。
プラズマが赤道付近では大気よりはるか上空を通過し、北極や南極周辺では地面に近づくから。
なので、綺麗なオーロラを見るのは日本では難しい。
いつか、北極圏まで行ってみたいですよね〜。