花屋・デ・モロッコ -8ページ目

花屋・デ・モロッコ

モロッコ在住8年目のフロリストがモロッコの日常やモロッコ的女子力UP情報についてお伝えします。

今日は久しぶりに真面目にエッサウィラのグルメ情報をお届けいたします。

先日、マリオのバイバイパーティで
評判のシーフードレストランへ行ってきました。

こじんまりとしたレストランですが
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海を独占!見晴らし最高!
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この店のお勧めはスペイン人シェフの作るスペシャルバーベキュー。
魚介類はオレンジの木、肉類はモロッコでもエッサウィラ周辺にしか生育していないアルガンの木を炭にするこだわりぶりです。
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それは是非とも香りの違いを楽しまなくては!

ということで、マリオはお魚、私はお肉でシェフのお勧めコースをオーダーいたしました。

まずは食前酒のビールとタパス
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前菜 は
ガスパチョ コルドバ風
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私のメインディッシュ
鴨のグリル バルサミコソース
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と、

マリオのあんこうの頬肉 グリーンソース
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ほほう!
同じ炭火でも確かに違いますよ!

鴨はアルガンの甘く香ばしいスモークをふんわりと身に纏い、
あんこうは口いっぱいに優しくオレンジの風が吹き抜ける

と、いった感じでしょうか。
素材の良さを引き立てていて、
どちらもとても美味です。

美味、なんですが。

なんかマリオの少なくない?
お野菜も付いてないよ?


と、思っていたらマリオさん、なんとメインディッシュのメインが登場。
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あんこうのバーベキューステーキです。
違う部位を少量ずつ2度楽しめるようにとのシェフの粋な図らいでした。
頬肉の新鮮な鶏肉のような食感とは異なり、こちらは焼き加減もミディアム、コリコリとした歯ごたえです。

最後はデザート、
オレンジのファルシ
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中はチョコレートプリンでした。
ちなみにこれもバーベキューにしたんですって。
バーベキュー三昧のバイバイパーティでした。




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来週末の結婚式用の資材と花を探しに、
今晩から深夜0時発の夜行バスで日帰りカサブランカ出張へ!






行く予定でした。

が、
カサブランカまでの350㎞どころか、今朝は10m先のスーパーマツモトですら足どりが重く。

どうしたの~?疲れてるね~。

とあちこちで言われまくったので、さすがに計14時間700㎞日帰り(おんぼろバスで)往復出張は今日のところは取りやめです。
代わりがいないんですから、結婚式に向けて資材調達よりも最優先にすべきは体調管理!

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というわけで、
今日はこれ飲んで寝ます。
コレ、有効期限が2年も切れてるのにスゴイ効き目ですよ!








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モロッコには、というかイスラム社会には神様に関する特別な言い回しがたくさんあります。

「ハムドリッラー」もそのひとつで、
これは神様からの恩恵や御加護を
受けた時に使います。例えばノンタンが傷を負いながらも生きて帰ってきた時なんかに

「ハムドリッラー(神様がお護りくださった)」

と言います。

まぁ正直な話、私はイスラム教徒ではありませんし、神様の御加護なんて言うとそんなに使う機会がなさそうな感じがしますが、実際は

「こんにちは、お元気ですか?」
ハムドリッラー。(お陰様で。)」

ぐらいのニュアンスで用いられます。
ですから、割と日常的にハムドリッラーは使うのですが、
昨晩、疲れ果てて腹ペコで、でも食事の支度なんて絶対ムリ!な状態で帰宅した私をまさしくハムドリッラーな出来事が待ち受けていました。

「お腹空いたでしょ。クスクスあるわよ。今温めてあげるから、このビスケットでも食べながら待ってなさい。」


大家さんのお母さんが、私が帰ったらすぐ食べられるようにと夕食を準備しておいてくれたのでした。

‼‼‼ハムドリッラー‼‼‼

余りにも感情のこもったハムドリッラーにお母さんは笑っていましたが、温かな食べ物にありつけた神様からの恩恵はもちろん、私の大家さんが他の誰でもないこのお母さんであったことがなによりも

ハムドリッラー

と思えたのでした。

香ばしいアルガンオイルを使ったクスクス、いつも以上に美味しく頂きました。お母さん、ありがとう。お母さんのクスクスは世界一です。

ハムドリッラー(ごちそうさまでした)!

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今日は朝からホテルへの配達だの、結婚式だの、学校の創立記念日だの、食事に招待されただの、外国に旅立つ人へのお祝いにだの、奥さんへの変わらぬ愛の証しだので、この世界的に不景気の中有難くも本当に忙しい一日でした。

おかげで本日は朝昼晩合わせて、
この一食だけです。
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日本の皆さん。
コンビニでおにぎりが買える喜び、
深夜でも美味しいラーメンにありつける驚き、魚を捌いたり鶏を解体する事なく調理できる幸せ、ちゃんと感じてますか?



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ノンタン復活!
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復活記念に海へ連れていったら、
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思っていたより短足で
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しかも駿足だったことが判明。
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あまり利口そうには見えないのに
傷だらけで戻ってくる根性持ちでもあったし、意外にもノンタンにはモロッコで生き残る生命力が備わっていたのでした。







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4ヶ月間の研修を終えたマリオが、今朝日本へと旅立ちました。
おっとりとした見た目ですが、飲み込みが早く、度胸とガッツのあった彼女。

深夜の作業も鼻歌交じりにスイスイこなし
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空き時間には名刺を切ったり
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無造作に突っ込んであったタオル代わりの新聞紙を、使い切りサイズにしておいてくれたり。
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私が腹を空かせて帰れば食べものを
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夜更けに帰れば愛を用意しておいてくれました。
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共に働き
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共に盃を交わした日々を私は忘れません。
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約束なんてしなくても
神様が望めば
またきっとここへ帰ってくることでしょう。
その日まで。
またね、マリオ!
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オオオォォ~ン…。


神様が望んでなくてもまたきてね。







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ノンタンの一件で心が折れそうになった私たちですが、折れそうになっただけで折れてはいません。
こんな事でへこたれていては、モロッコで8年もやってはこられません。

というわけで、本日私たちは
さらなる強い精神力を目指して

ダンゴのように粘り強く!
第一回エッサウィラ白玉ダンゴ大会


を開催する事にいたしました。

白玉名人のマリオさんが
粉をだす!
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こねる!
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丸める!
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完成‼
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ん?え?コレ白玉?

あ…
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マダム。これは白玉ではありません。

だ、大丈夫よ、マリオ。作り方はあってるから!

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あ… れ⁇
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マダム。コレ、私が大学生の時に賞味期限が切れてます。

あ、あら、私なんてとっくに30過ぎてたわ。
大丈夫!お汁粉の中に入れたら
絶対美味しいはずよ!

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マダム。なんかものすごくパサパサしています。

ちょっとマリオ。私の顔見て言わないでくれるかしら。
じゃあ、じゃあ、
茹でてから焼いてみましょうよ!
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マダム。何か分かりませんがすごく生命力を感じるものが出来上がりました。

と、いうわけで。

第一回エッサウィラ白玉ダンゴ大会
結果:
6年前の粉でダンゴを作るのはやめよう。

しかしながら、失敗してもチャレンジし続ける不屈の精神の鍛錬という大会目標は一応達成できたように思われます。
が、恐らく第二回の開催はないでしょう。

ちなみにこの謎の生命体は現在全てふたりの胃袋に。モロッコにいると胃腸だって強くなるんですのよ。オホホホホ。





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マリオです、こんばんわ。
今日のエッサウィラは、暑いけど風があるからまぁ平気、という感じです。

今、お出かけ前にネットカフェに立ち寄りました。
なんとこれからマダム達とディナーでございます。ぐひひひひぃ~。

私事ですが、あさってモロッコを出国するため、マダムから個人的に招待状を受け取りました。

その名も「バイバイパーティ―」です。

私はまだまだエッサウィラに戻ってくるつもり100%ですので、チケットは往復でゲットしてあります!
が、
マダムは時々、「モロッコに来て、約束は絶対じゃないってわかった」と独りごとを言っており、どうやら私がもう戻ってこないと思っているようです!!どうしよう…

この結末は、また来年のお楽しみに!?

可愛がっていたイヌのノンタンが
一昨日午後、行方不明になりました。
飼われているわけではないため自由な身ではありましたが、これまで決して一人で遠くへ行くことはありませんでした。

あまりにも帰りが遅いので
自転車でこの辺りを探し回りました。でも多分ノンタンの姿が見えないと気づいた瞬間からその結末の予感は感じていたのかもしれません。

もともと臆病ではあったのですが、最近ノンタンは道行く人、特に子どもや男性に対して異常なくらい吠えたてるので、最初は可愛がっていた近所の人たちにも「早くこいつを捨てに行け‼」と言われるようになっていました。

ノンタンは明らかにある特定の人たちに吠えていました。彼女が最も警戒し気が狂ったように攻撃していたのが、最近うちの近所をウロついている不良グループの一人でした。そして不意にその日もずっとそのグループが店の前に立って私たちの様子を窺っていたことを思い出しました。

彼らだ。

そう思いました。

私はノンタンを捜すのをやめました。
結末がわかってしまったような気がしたからです。

そして。


ノンタンが戻って来ました。彼女の目は血に染まって腫れ上がり、鼻や口からも出血していました。連れ去られた所から傷だらけの身体で長い距離を走り、体力も限界だったのでしょう。怯えた様子で店の角へ逃げ込むとそのままうずくまって寝てしまいました。





彼女は今、クリストフさんという犬好きのフランス人が看病してくれています。大分体力も回復してちゃんとゴハンも食べられるようになりました。

今はノンタンが無事に戻り元気を取り戻している、それだけで充分です。






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昨日夜7時頃マリオと話していると、店の前を通りかかる日本人青年の姿が。
この辺りに観光客が来るのは珍しいので声をかけました。

どうやら彼、iPhoneを盗まれてしまい警察に行ってみたものの上手く説明できず困り果ててうちに辿り着いたようです。

最近モロッコで見かける旅行者は小綺麗でオシャレな若者が多いのですが、私が旅していた頃とは決定的な違いがあります。それはそのほとんどがiPhoneを持っていること。

私が初めてモロッコに来た1994年頃は
スマホどころかインターネットすらありませんでした。日本人観光客も少なかったので、見つけたらすぐ声をかけて情報交換。見つからない場合は外国人旅行者や地元の人たちと交流しながら旅を楽しんでいました。

私自身も愛用しているのでスマートフォンの利便性はよくわかっています。でも旅の醍醐味は人びとと交流したり地元の人に素敵な場所や美味しい食べ物を教えてもらったりといった、コンピュータでは得ることのできない体験をすることだと思うのです。

もちろん人と交わるのですから、時には傷つけられたり、騙されたりすることもあるかもしれません。でも同時に優しさや温かさ、言葉や文化を越えて心を通わせる喜びを知るのも人と関わるからこそ。そうやって人を見る目を養い、コミュニケーションの取り方を学んでいくのです。

彼はiPhoneを盗られて残念だと言いました。でもそれは撮りためた写真を失ってしまったから。むしろiPhoneが無くなった今、人びととの会話が増え本当の旅が始まったような気がすると晴れやかな笑顔で言いました。
それはそれはいい笑顔でした。

そして嬉しいことにモロッコの場合、
彼のように前向きに考えて頑張りだすと不思議と必ず神様からご褒美がもらえるんです。

実際に今日、無理だと思っていた盗難証明書を彼は自力でゲットしてきました。エッサウィラでは絶対発行してもらえないだろうと思っていたので、これには私もビックリです。

ダメもとで警察行って、もう一回話してきました!


そう言ったその彼の頼もしい顔に
草食男子の底力を見た気がしました。
本当の旅は人を強く優しく成長させてくれるのです。

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