専業主婦からワーキングシングルマザーになるまで | 専業主婦からシングルマザーになってもうた。~自分調整の旅 編

専業主婦からシングルマザーになってもうた。~自分調整の旅 編

職なし家なし貯金なしでスタートしたシングルマザー生活。おまけに自律神経失調症持ち。
公営住宅に移り住み、非正規雇用のまま二人の子供を借金無しで私立大学に通わせました。
現在は自分の内面と向き合うこととライフワーク探しに奮闘中。

日々、幸せに向かって前進する皆さんへ。


お越しいただきありがとうございます。

自分癒し実践者のFutakobuです。


今回は「何もないところからどうやって離婚してシングルマザーになったの?」ってお話。


10数年前の昔の話です。

元夫の転勤先である地方に住んでいた所から別居して、子供の保育園と自分の仕事と弁護士の依頼を同時にしたんですか?

と訊かれる事が多いので。

 

はい。ほぼ同時進行です。

 

別居前は、上の子は転勤先の公立の幼稚園に通っていて、下の子は家で育児をしていました。

 

最初から離婚を決めて別居したわけではなかったんですね。

だからひとまず実家に転がり込んだんです。


不倫相手が私と子供がいない間に自宅に出入りしていた可能性があって、子供の安全確保のための別居でもありました。

(元夫は子供が小さいことを理由に不倫相手にはすぐには一緒になれないって説明していたので)

 

ただ、この不倫相手、既婚者でした(爆)

元夫にはそれを伏せ、「私と奥さんどっち取るの?」ってさんざん揺さぶりをかけていたようですニヤニヤ

(元夫の今嫁はこの不倫相手とは別人です)


話がそれました。

 

別居後に最初は子供達を実家近くの公園に連れて行ったりしていたんですが、そこの常連ママにヒソヒソされてしまい。

(幼稚園にも行かせていないのかしら…的な汗
 

上の子が情緒不安定になってきたので、私と子供の住民票を実家へ移し、元いた幼稚園の退園手続きをして、すぐに入れる近くの公立幼稚園へひとまず入園させました。

(住民票が地方にあるままだと、入園は出来ないようです)


定員割れしている園で、延長保育もやらないし、毎日お弁当。

親が動かなければいけない行事も盛りだくさん。

でも経済的な余裕はなくて公立に入れるしかなく。

仕事のある日の娘の幼稚園からのお迎えだけは母に頭を下げてお願いしました。

卒園までの1年ちょっとの間、お迎えはやってくれたものの毎日嫌味を言われ続けました。



そして自治体の無料弁護士相談会にも行きました。

(この時は離婚することを決めないと始まらないと言われて終わりました。)

 

 

下の子の保育園探しには本当に困りました。


認可はお決まりの「仕事が決まっていないとダメ」
認可外に入ろうとすると「定員一杯だ」と。

 

片っ端から問い合わせたら認可外で一箇所だけ来月から一人だけ空きがあると。
とりあえず面接にこぎつけ、ありのままを話しました。
園長は気の毒に思ってくれて、緊急保育の対象になるかもって。
普通に月謝を支払うとかなり高額になるけれども、緊急保育なら半額程度で済むって。

(それでも相当高かったけど)
その場で区の担当者と電話で掛け合ってくれたのですが、やはり事務的な事情で、いくら園の方で空きがあるから緊急保育扱いにしたいと言っても、親の診断書等の書類が必要と言うことで。


緊急保育って親の心身の不調で保育できない状態が対象のようです。

 

この元夫の不倫騒動で、2人目出産をきっかけに発症した自律神経失調症が悪化し不眠状態にもなっていました。


通院の必要を感じていましたが、そんな余裕がなかったんです。

でもこれで大義名分が出来て、渋る親に子供を預けて通院することができ、薬と診断書を処方してもらって緊急保育の手続きができたんです。


 

元夫は懲りるどころか、私のことをどうせ自立できないから不倫を黙認せざるを得ないだろう。
ほとぼりが冷めたら戻ってきて、自分と子供の世話をするしかないだろうって態度だったので、見切りをつけ離婚を決めました。


幸い、妹のつてで弁護士も見つかり、なけなしの貯金から着手金(20万円)を支払い。

 

緊急保育の手続きをした時に区の担当者に現状を話したら、やっぱり気の毒に思ってくれたのか、弁護士を雇ったのであれば、本気で離婚したいというアピールになるので、保育園の申請時に弁護士からの請求書のコピーを添付するといいとアドバイスを頂きました。

仕事はその間も3ヵ月くらいかけて探していて、やっと週に3回程度の仕事が見つかり、勤めてから更に数ヵ月後に下の子を認可保育園に転園させることが出来ました。

 

仕事は週3回から応相談というところだったので、子供が認可保育園に転園できたら週5でやりますってアピールして採用されました。

 

これが転勤族の妻だった私が家なし職なし貯金極少の状態で子供との生活を立て直すために最初にやったこと。

 

どこかで悩み困っている方の参考に少しでもなれば。



それでは
お読み下さりありがとうございました。