先月、お休みをいただき、
日本伝統鍼灸学会に参加しました。
その名の通り、
日本鍼灸の流派が集う場です。
今回は、
私を緩和ケアの世界に繋いでくれた先生の、
モデルを務めさせていただきました。
抗がん剤による末梢神経障害の治療です。
見学者の圧がすごくて、
鍼灸によるがん治療への関心の高さを実感します。
発表後、先生とふたりで船堀タワーに。
大役お疲れさまでした!
私のやっている”経絡治療”も日本鍼灸なのですが、
同じ経絡治療でも、
道具もやり方もこだわりもさまざま。
他流派の発表を聴いたり、
友人、知人との再会から、
いろんな先生を紹介してもらったり。
たっぷり刺激を受けた2日間でした。
それから今回。発表とは別に目的が。
お買い物です![]()
この10年くらいで専門学校が急増し、
鍼灸師はダブりがちなんですけど。
鍼やお灸の道具を作るメーカーや職人さんの
廃業は増えるいっぽう。
金銀の価格高騰もあり、
将来、手作りの鍼が使えなくなるかも。
という危機を感じています。
ディスポーザブルの鍼も質はよくて、
それでも充分効果は出るんですけど。
やっぱり使い心地は違う。
何より鍼灸の道具を
残さなくてはいけないと思うので、
できる限り使い続けたいのです。
ふだん手に取る機会がないので、
先生方や業者さんにアドバイスをもらいながら、
アレコレ買ってしまった。
豪鍼と鍼管は開業の頃に比べるとほぼ、2倍
金のてい鍼(刺さない鍼)にいたってはなんと!!
9倍くらいです(買わないけど…
)。
たくさん買ったので、てい鍼一本分くらい
お値引きしてくれました![]()
普段買えない、貴重なもぐさも、購入。
10年熟成されています。
実はお灸業界も、深刻な状況です。
習得に時間がかかる日本鍼灸も、
学生や新人さんには不人気のようで、
危機感を抱く先生も少なくありませんが。
身体を根本から整える経絡治療は必ず需要があるし、
廃れることはないと、私は感じています。
だからこそ治療で使う、
良質の鍼やもぐさを守らなくちゃいけない。
なんてことを考えた2日間でもありました。




