ご自分の経血の量、多いですか? 少ないですか? きちんと答えられますか?

 

婦人科系の治療をするとき、生理の状態を伺いますが、ご自分の経血の量や色を把握していない方がとても多いです。

 

考えてみたら、正しい生理について習う機会が全くないので仕方ないこと。でも正常が分からなければ、異常も分からない訳だから、ちゃんと知るべきですよね。

 

普通、生理は1、2日目(または2、3日目)にしっかり出血して、徐々に少なくなります。

 

簡単な目安として、このしっかり出血している時に「日中、昼用のナプキンを使って2時間程度持つ」くらいが普通。

 

昼用が2時間も持たないとか、昼でも夜用ナプキンを使用したり、タンポンと併用じゃないと漏れてしまう、というのは多すぎです。

 

逆に、2日目なのに日中、ナプキンをほとんど変えなくてもいいのは少なすぎます。

 

東洋医学では量が多いのは、熱が旺盛な陰虚(深紅色)、もしくは血を身体に留めておけない気虚(淡紅色)。

少ないのは血の不足である血虚(淡紅色)、冷えや瘀血(暗紫色)と考えられます。

 

西洋医学的にも量が多いのは子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮体癌。少ないのは子宮の発育不全、子宮腔内癒着などの病変が原因のことがあるので、量の過少があるときはまず病院への受診は必須です。

 

経血の状態は他にも色やサラサラか粘性があるか、塊の有無も、生理の判断基準になります。おいおい書いていきます(書いているうちにどんどん細かくなってきましたが、みんな着いて来てるんだろうか?)。

 

量が少ないのは心配される方が多いのですが、私が気にして欲しいのは、量が多い方。日本の生理用品が優秀すぎて、オムツのような大きなナプキンもあるから、量が多くても大丈夫。と誤魔化されてしまう傾向があると思います。

 

子宮に問題がないと西洋医学では、量の過少は病気と捉えませんが、東洋医学では立派な異常と捉え、治療が必要と考えます。

 

量が少ないのは栄養不足かそもそも、気血が少なすぎるので論外なんですが、量が多すぎても気血の消耗に繋がり体の負担になります。大切なのは適量です。


子宮筋腫や腺筋症などは治せるとは云えませんが、症状を緩和することはできます。一日中漏れを気にすることなく過ごせるようになりましょう。

鍼灸治療も有効ですが、経血過多は早寝、ストレス対策。過少はたんぱく質をしっかり摂る食生活への改善がまず第一です。

 

生理って、1ヶ月ごとの女性の体の“通信簿”みたいなものだと思います。養生すれば良い生理になるし、不摂生すれば悪い生理になる。ちゃんと毎月評価されます。ぜひ頑張って、いい成績取ってくださいねmymelody

 

 


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今年は仕事を辞めて妊娠した患者さんが続きました。

今日はそのうちのお一人が数日前に出産され、さっそく治療に来てくれました。直前に急変があり大変なお産になってしまいましたが、母子ともに元気に退院したと伺い一安心。おめでとうございますkeroppi

妊娠も出産も何事もなく‥とは行きませんでしたが、超虚弱体質の彼女が自然妊娠し、無事出産まで辿り着いたのは、私としては大金星星と思っています。

彼女に限らず、仕事を辞める前と辞めた後、全然身体が違うんです。脈はゆったりと大きくなり、お腹が柔らかくゆっくり、汗も引きやすくなり肌がサラサラに。

 

仕事をすると云うのは、気を上に集めることです。時間や作業の管理、人間関係、ストレスも大きくなります。あれこれ頭を使い気が上昇します。当然、下半身の気血は少なくなります。

 

男性は働く身体だから気が上の方がいいし、子宮は下腹になるから下に気がある方が具合がいいです。つまり、トイレのマークが男女の理想の気の分布。フルタイムで働く女性が増え、逆三角形さんがとても増えています。


 

高度の不妊治療はとてもお金が高いです。だから、仕事が辞められない。築いてきた地位を手放せない、仕事がやりがい。云っていることは全部解ります。

 

でも、私が理解しようとしまいと、交感神経が優位になって、体力も消耗させて、妊娠から遠ざかっているのは事実ですよね。

働きながらの養生も難しいです。毎日三食たんぱく質と野菜たっぷりの食事を整え、スマホは寝る1〜2時間前で終わりにし、夜は10時までに眠って。「やります!」と云う方すらいません。

以前にも書きましたが、開業当初は不妊治療の患者さんはほぼ専業主婦でした。気虚や陽虚が不妊の原因となっている方が多かったけど今は、フルタイムで働く方がほとんどで、血虚や陰虚に変わってきて、不妊治療が難しくなったと感じています。


女性は陰陽では“陰”の存在。下半身や血は陰に属します。妊娠出産するしないに関わらず、血を増やし(もちろん消耗も抑え)、陰の時間である夜に十分な睡眠を取り、陰を充実されるのが健康への近道です。

三角形女子トイレ目指して下さいね。


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夏休みが終わり、付き添いの子は減りましたが、小児はりは依然多くて、静かな治療院とはいきませんガックリ

 

開業当初、不妊の患者さんと妊婦さんと子ども。がほとんどで、どのように予約を管理するか、不妊の方に考慮するべきか悩みましたが、結局分け隔てなく来てもらうことに決めました。

 

不妊治療の世界にどっぷり浸からないでほしいと思うんです。あと、妊娠したら、子どもがいたら、来づらくなる治療院にはしたくはないので。

 

わーわーきゃーきゃー騒げる元気な子も多いですが、何かしらの問題を抱えているから治療に来ているわけで、その点ご理解頂けたらと思います。

 

また、躾の良し悪しではなく、大きな声を出したり、衝動を止められない子もいます。少しだけ、温かく見守って下さい。

 

自分でも薄々感じていましたが、ちびちゃんたちの懐き方がおかしいと評判です。


オムツの子はお約束のようにこっそりベッドの陰でいきんでるし、「我が家か?!」とママたちが突っ込むリラックス度だったりします。でも、そのおかげで治療をさせてもらうことに苦労は全然ないです。
 

そういえば大学生の頃、障害児にケアに一瞬関わっていて。担当のボランティアを無視して子どもたちが群がってしまって問題になりました。

ちなみに、仕事中の盲導犬が体当たりしてくるくらいワンコにもモテますドキドキ なんなんでしょう、これ。

 

とはいえ。私の気が弱ると、子どもたちが何かやらかして泣き叫んで、親御さんが怒鳴りまくって、他の患者さんに嫌な想いをさせて治療院の雰囲気が悪くなることもあり。

 

だから、子どもが好きだからという理由でやってるわけじゃなくて、小児はりは誰かがやらなくちゃいけないよね。という義務感で続けています。


手間も気も大人の何倍も使うので、やらない先生が多いのも頷けます。

それでも、何より辞めずに来たのは、ちびちゃんたちが自ら飛び込んで来てくれるから。でも、廊下からパタパタ足音が聞こえてくると、お願いだから走んないで(追い出されるから)。とは思います。


 

image

 


大人が見えないところにこっそりと。
ダッフィーのお洋服は患者さんの手作りです。

 

 


なんと! 隠れミッキーみっきーがいます。
 

 

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夏休みが明け、疲れ果てたお母さんたちが治療に戻ってきました。お疲れ様ですけろけろけろっぴ

 

いろんな子に出会うなかで、元気に毎日学校へ行くってだけで充分、と思ってしまいます。少しくらいやんちゃおさるのもんきちでもね。

 

学校へ行けなくなった子ども達の治療をしています。宣伝もしませんが、紹介もあり細々と途切れず診ています。


積極的に宣伝しないのには訳があり、ご両親が希望しても、本人に治療を受ける気がないと絶対に続かないのと、反対になかなか学校へ行かない状況にしびれを切らして、ご両親が連れて来なくなる。

 

いずれにせよ、継続されないことも多いので、私としては感情移入せず、去る者追わず。の姿勢で続けています。

 

あ、ちなみにそういう理由で、来るものは少し拒みます。
 

身体が整えば心が前向きになる。というのは私が何度も繰り返し云うことです。


学校へ行けない子の多くは、頭痛、肩こり、胃腸の不調を訴えます。もちろん精神的な要因もあるでしょう。

 

でも頭やお腹が痛いのは嘘でなく、体表にも脈にも舌にも、その徴候は表れてる。だから、鍼灸で症状がなくなると元の生活に戻って行く子が少なくないのだと思います。

 

学校へ戻って行く子に共通する条件があります。食事が整っていること、もしくは改善できること。

 

効果が出ず、フェイドアウトするお家の傾向として、食事がパンや麺類、お菓子、ジュースなど糖質が極端に多いこと。血糖の上がり下がりを大きくし、気持ちを不安定にさせる食事です。

子どもの治療の場合、初めて来た時点で治るか治らないか、親御さんの様子で大体解るんです。不登校に限らずどんな症状でも。

 

食事だけじゃなくて親の生活や価値観、見直すことが必要なこともあります。結局、鍼灸は治すきっかけにしかなれないよね。

 

ごく稀に。子どもの不調の訴えが疎ましくて連れて来ている事情が垣間見られることがあります。

 

治療が継続されることはまずありませんので、その子と会うのは一度きり。「今は耐えて早く大人になるんだよ」と伝えることしかできません。

 

子どもの時代にちゃんと子どもでいられないのは、とても辛いことです。でも親を取り替えることは出来ないし、18歳くらいで完全に自立をしていくのは大変なことだけれど今は、人生を諦めず、死んだ気持ちで毎日を生き抜いてほしいと願っています。

 

大人の支えが必要なのに、手を差し伸べることもできなかった子のこと、何年経っても心に浮かびます。大人になって、自分の人生を手にしてくれていたらいいな


心が壊れれば身体が悲鳴をあげる。元気になれば一歩を踏み出せる。子どもは大人に比べて心と身体が緊密と感じます。

子どもたちにとっても家族にとっても、学校へ行けないことは深刻な問題ですが、どうか心身ともに健康になれるよう、家族で取り組んでみてください。

私はご縁があれば、子どもたちが羽を休める場所として鍼灸を提供していきたいと思います。

 

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東洋医学とは違いますが。生理周期は月のリズムの29.5日と同じと云われています。日本語でも“月経”という呼び名もあり、英語のメンスもラテン語の月を語源としています。

お産に関しても、満月や新月の影響を受けるというのは本当で、生理周期を整えるにはなるべく自然と同調して暮らすことなんじゃないかと感じています。

東洋医学っぽく云うと、陽の時期(=昼、春夏)はしっかり動き、陰の時期(=夜、秋冬)は大人しくする。ということ。女性は内の作業、男性は外の作業をという捉え方もできますね。


女性が暗くなるまで外(社会)で働くというのは、自然とはかけ離れているんじゃないのかな。と、日々診療のなかで感じています。社会的な良し悪しは別にして。

さて。前置きが長くなってしまいましたが、生理周期の東洋医学的な解説に移ります。

 

早い(または遅い)でも経血の色や状態によっては別の体質を示します。普段経血を観察していない方は次の生理の時にはちょっと気にしてみて下さいね。

ちなみに、経血についてはまた別の機会に詳しく触れますが、月経開始時は赤黒く、次第に赤になり、サラサラしているのが基本です。
 

 

早経(25日未満)

①実熱(経血:鮮紅色)

熱が多くて血が溢れてしまう。イメージとしては鍋いっぱいのお湯が沸騰して溢れる感じ。

 

②陰虚 (赤黒色。粘性あり)

血のなかの陰分(水)が足りず熱のため早まる。経血は少なめで色が濃く、ドロッとしている。

 

③気虚 (淡色)

パワー不足で、血を体に留めておけずに早めに出してしまう。腕の筋力が弱く、手にした器に液体が満タンになる前にこぼしてしまうイメージです。パワーがあれば器(子宮)が満タンになるまで血を貯めることができます。

 

 

経遅(36日以上)

①瘀血(赤黒色。血塊あり)

血の流れが悪く、周期が遅くなる。冷えが原因となることも多く、レバーのような血塊が出やすい。

 

②血虚 (淡色)

血が少なく子宮に血が貯まるまでに時間がかかるため、遅れる。一定の量の血が貯まらないと生理は来ません。産後、出産や授乳でしばらく生理が止まっているのは、一時的な血虚です。

 

 

経乱

気の流れが早かったり遅かったりするため、生理が早く来たり遅く来たり、周期ごとに変わる。不摂生、ストレスなど。

 

 

特に早経は出血の頻度が多くなるため、体力を消耗し疲れやすくなります。卵巣の働きが落ち、卵子が十分に育たないまま排卵してしまい、当然閉経も早くなる。なので1日でも周期を長くするよう、養生が必要です。

 

実熱、陰虚はストレスの原因を取り除き、身体を潤し、熱を落ち着かせる“陰”を増やすためには早寝が大切。気虚と血虚は食事と睡眠で気を補う必要があります。

瘀血は冷えの改善、経乱は働きすぎ、ストレス、生活習慣の乱れなど原因を取り除くことが第一です。

年齢とともに体質が陰虚に傾いてくるため、40歳前後から早経になり、その後は経遅、経乱を経て閉経に向かうことが多いです。

と云っても、なるべく安定して生理が来る方が身体は楽なので、周期を整える努力をしてほしいと思います。

 

 

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