進学や免許取得後のタイミングは、
学生さんや新米鍼灸師さんが来ることが増えます。
見学は、勉強会などで知り合った方や、
自由診療だけの開業鍼灸師のモデルケースとして、
懇意の先生の紹介でいらっしゃることも。
なにせ、"鍼灸だけで食べていけない"
と言われる業界。
しかも、専門学校を卒業してもすぐに
満足な治療ができるわけはない。
開業に踏み切れず悩んでいる鍼灸師は
とても多いのです。
実際。看板も出さず宣伝もせず、
鍼灸の、好きな手技だけで、
それが私の場合は経絡治療なんだけど、
店舗を持ち、やり続けてこられたのは
とても恵まれていることだと、
今では解ります。
うちのような小さな鍼灸院では、
患者さんとの関係が密なこともあり、
見学は受けないところもありますが、
今の自分があるのはたくさんの
先輩方に育ててもらったおかげなので、
今度は私の番。なのです。
見学の方が来たときには、
立ち合わせていただけると幸いです。
先日(ってか先月)。
トレーナー志望の学生3名が
経絡治療の見学にいらっしゃいました。
鍼灸=東洋医学、と思われるでしょうが、
筋肉や神経を対象とする西洋医学的な治療と
気血水のバランスを整える東洋医学的ものに
大きく分かれます。
トレーナーとしてのケアは
西洋医学的な鍼がメインとなります。
ちなみに、東洋的なものは中医学と
漢方医学(日本の古典医学)に分かれ
経絡治療は、漢方医学のなかの治療法のひとつです。
脈診などの感覚による診断と、
気血水の状態を整える治療は、
トレーナーの勉強とは対極にあり、
学生さんたち、聞き慣れない言葉に
四苦八苦の様子でしたが、
こういう治療もあるんだということを
知ってもらえば、と思い引き受けました。
そういえば数年前、
母校の学校案内のパンフレットに
載せていただいたんですが。
それを見た学生さんが
先日治療を受けに!!ということも![]()
老舗の学校で、卒業生のなかでも
大きく華やかに活躍されている方は多い。
私でいいんだろうか?? と思ったのだけど、
独立開業に憧れて入学を決める方は少なくない。
現実的な
地味さを買ってくれたってとこかな
遅ればせながら、、
掲載ありがとうございました。
ネットでも紹介してもらってます。
https://www.kuretake.ac.jp/alumni_interview/39748
ちょっと、話盛ってもらってる![]()
長年、自営業という浮き沈みのある
働き方をしていると、
人生において運気やご縁といった
視えない力をヒシヒシと感じます。
ほんの一瞬の出会いだったとしても、
後々、自分の糧になることがあります。
そして、その経験がまた微力ながら後進の支えになる。
そんなふうに、ご縁は巡り巡って
誰かの力になっていくのかもしれません。
自分が先輩方からいただいたものを少しずつ
次の世代へ渡していけたらと思っています。
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