こんにちは!花子です!
4月はオーストラリア旅行なのでバタバタしており、ブログ更新が遅くなりましたが、
また更新頑張ります!
今日のテーマは、【イランがイスラエル攻撃!】戦争と株価の動きって関係ある?花子が分かりやすく解説します!です。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/new-middle-east/how-we-got-here/
イランのイスラエル攻撃がニュースになっていますが、どっちにしても自然災害で亡くなる人が多くいる中、どうして人間は殺し合いをしないといけないんですかね?戦争で酷い目に遭っている映像を見ることがありますが、本当に悲しくなりますね。
しかし、株式投資をしている人は株価に関係のあることなので簡単に知る必要があるし、世界平和を目指すなら、日本人もその背景は知っておいた方がいいはずですよね?
ニュースではみているけど、実際には「イスラエルってどこ?」「パレスチナってとこ?」「そもそもの中東戦争って何?」と、意外と知らない人が多くいます。
この中東戦争を遡ると3000年前に戻ることになるので、とてもじゃないですが10分の動画にまとめられませんが、ニュースに理解が追いつくところまで説明したいと思います。
今大変な事態になっているイスラエルとイラクの場所はここ
この辺りが中東で、長い間紛争が続いているということですね。
このイスラエルの周辺に「パレスチナ」がありますが、日本はパレスチナを国として認めていないので「自治区」と呼んでいます。
パレスチナというのは、イスラエルの中に入っているように見える、海沿いのガザ地区とヨルダン側西岸の地域のことを言います。
現在のイスラエルには紀元前からユダヤ人が住んでいました。しかしヨーロッパ、北アフリカ、そのほかの中東に移動して行きました。
イスラエルには、パレスチナ、アラブ人が住んでいました。この地域はオスマン帝国の一部として統治されていて、その後の第一次世界大戦後の1920年からはイギリス領となっていました。
それが1948年にイスラエル国家ができました。それが原因で周辺アラブ国と新しく成立したイスラエル国との間で第一次中東戦争が始まりました。そして世界中からユダヤ人がイスラエルに戻って行きました。
ユダヤ人が戻ってきたことで、その前に住んでいたパレスチナ、アラブ人たちと争いが始まることになります。
「ユダヤ人が戻ってくるから喧嘩になるんでしょう?」なんて酷いことを言う人がいます。
何て酷いんでしょうか?ユダヤ人がなんで戻ってくることになったか?を考えて言ってるんでしょうか?
「ホロコースト」です。
ホロコーストとは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが計画的かつ組織的に実行したユダヤ人の大量虐殺を指します。この言葉はギリシャ語でもともとは「全焼」という意味でしたが、今日ではナチスによるユダヤ人の絶滅政策を指すのに用いられます。
もちろん、今のドイツ人がしたことではないので、責められるべきではないです。
ホロコーストで約600万人のユダヤ人が命を失いました。それが第二次世界大戦中の1941年から1945年のことです。1948年に自分たちの祖先がいた場所に国ができたら「戻りたい」と思いませんか?
ホロコーストの映画は忘れられないですね。
Life is Beautiful
結構前に見ましたが、時々思い出します。
シンドラーのリスト」はホロコースト映画として有名ですが、まだ見たことないのでこの動画作ったら見ようと思います。
スティーブン・スピルバーグ監督が、ナチスによるユダヤ人大虐殺から多くの命を救った実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラーを描いた名作。1939年、ナチスドイツ占領下のポーランド。戦争を利用して一儲けしようと狙うドイツ人実業家シンドラーは、軍の幹部に取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。軍用ホーロー容器工場を立ち上げた彼は、安価な労働力としてユダヤ人たちを雇い入れ、事業を軌道に乗せていく。しかしナチスによるユダヤ人の迫害は日ごとにエスカレートし、ついに虐殺が始まる。凄惨な光景を目の当たりにしたシンドラーは、私財を投じて彼らの命を救うことを決意する。第66回アカデミー賞で作品賞など7部門を受賞し、スピルバーグは初の監督賞を獲得した。
これは怖いけどみたい。
そしてイスラエルにある「エルサレム」が長く続く戦争の原因になっています。
エルサレムが取り合われている主な理由は、その地がユダヤ教、キリスト教、イスラム教という三つの主要な宗教にとって非常に重要な宗教的な意味を持つからです。
- ユダヤ教:ユダヤ教の最も重要な聖地である第一神殿と第二神殿が存在しました。
- キリスト教:エルサレムはイエス・キリストの復活の地として中心的な役割を果たしています。
- イスラム教:ムハンマドが天に昇ったとされる「夜の旅」の終点ともされています。
イスラエルとパレスチナの間では、特にこの都市の支配権を巡って長年にわたり紛争が続いています。
イスラエル以外にもアメリカに多くユダヤ人は住んでいます。
私はアメリカ、ロサンゼルスに1999年から2018年まで住んでいましたが、ロサンゼルスには多くのお金持ちのユダヤ人がいました。1999年に生まれた私の娘にはユダヤ人のお友達も結構いましたが、13歳の誕生日はユダヤ人にとっては特別で、数百万円はする貸切クルーズのお誕生日会に呼ばれたり、ホテルの最上階のレストランを貸切のパーティーとかにドレスを着て行っていました。お金持ちのレベルが半端なかったですね。
アメリカにユダヤ人の富豪が多いということは、アメリカはイスラエルの味方になるということになりますよね?金融系のユダヤ人の富豪が多いです。どういう人を思い浮かべますか?
例えば、
メタ社のCEO、マークザッカーバーグ
オラクルの創設者のラリーエリソン
Googleの創設者のラリーペイジ、セルゲイブリン
ブルームバーグの創設者でニューヨーク市の元市長、マイケルブルームバーグなど
と言うことで、そもそものところだけ説明してきましたが、とっかかりがわからなかった人には今後のニュースが見やすくなるのではないでしょうか?
そして株と戦争はどのような関係があるのか?
ロシアウクライナ戦争が始まった時にはこれが話題となりました。
過去の地政学リスクの多くは「銃声が鳴ったら買え」でした。
これはS&P500の動きですが、
1973年から始まっていますが、すでに第4次中東戦争、ですからね。もう3つ戦争が終わってる。
第4次中東戦争、または「ヨム・キプール戦争」としても知られていますが、1973年にエジプトとシリアがイスラエルに対して突然攻撃を開始したことで起こりました。この戦争は主に、以前の戦争(特に1967年の第三次中東戦争、または六日戦争)でイスラエルによって占領された地域をアラブ諸国が取り戻そうとしたために発生しました。
この時は、17%下落して、その1年後も28%下落した珍しいケースですね。
1979年のイラン戦争は、長年にわたって国を統治していたモハンマド王が追放され、イスラム共和国が樹立されました。4.6%下落した後1年後には19.7%上昇
このように過去16回の戦争のうち、S&P500は全て下落しましたが、1年後に10%以上上昇したのは11回です。20%以上上昇が半分の8回。
そしてこの表はロシアウクライナ戦争の時に日経新聞に載っていたものですが、それは2022年2月24日の2年前。S&P500を見てみると、
2022年2月から10月まで8ヶ月で18%下落して、その1年後には18%上昇。そのあとは現在まで21%上昇していますが、
私はどうするかというと、
私はいろんな気に入った株を少額買って今日の下落順に並べて一番下落しているのを買うシステム
を継続して毎月1万ドル買い続けます。
2024年Hanako30は左、右は2023年Hanako30:
石油会社は5位、6位、7位ですからすでに買っています。
例えばエクソンは年初来18%上昇してしまっているので、今は様子見ですかね。
石油株は原油が低い時に買うべきなので、今年の正月に買っておいた方が良かったですね。
Hanako30を見てくれた人はもう買っていると思いますが。
2022年の1月は米政策金利が0〜0.25%だったのに、10月までには3%金利引き上げしていますから、株価が下落したのは当然というか、ロシアウクライナ戦争でサプライチェーンが止まったから物価がさらに上がっていって止まらなかったからと言うのが原因ですよね。
ロシアは石油産出国三位ですし、小麦などいろんなものを輸出しているのでその点色々と困りますよね。
中東といえば石油なので、1973年の第四時中東戦争ではオイルショックになりました。
戦争が始まった1973年10月に、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)は、イスラエルを支援する国々、特にアメリカとその他の西側諸国に対する報復として、石油の生産量を削減し、石油禁輸措置を実施しました。これにより、供給不足となり、世界的な石油価格が急騰しました。
この石油価格の急騰は「オイルショック」と呼ばれ、多くの国でインフレーションの悪化、経済活動の低下、エネルギー危機を引き起こしました。この出来事は、その後の国際政治や経済政策、エネルギー政策の変化にも大きな影響を与えることになりました。
アメリカは2018年のシェール革命で石油産出国一位になりましたから、石油に関する安心感はだいぶ上がりました。
アメリカのシェール革命は中東との関係、特にエネルギー政策の面で顕著な変化をもたらしました。シェール革命とは、2000年代後半からアメリカで加速した、シェール層からの石油および天然ガスの抽出技術の進展を指します。これにより、アメリカは石油および天然ガスの大規模な生産国へと変貌を遂げ、エネルギー自給自足に向けて大きく前進しました。
中東産の石油への依存度が低下しました。これにより、アメリカの外交政策が多少自由になり、中東地域の政治的安定性に左右されにくくなったとされています。
例えばイランとの核合意交渉のような新たな外交的アプローチが可能になったと考えられています。
そう言うこともあり、アメリカというのは着々と自分たちの国の地位を上げていってるなあと感心します。
石油は世界の株価に大きく影響します。軍事力もそうですし、イノベーション、人口増加率、などいろいろですね。
アメリカが戦略家だなと思うことの1つにとうもろこしもあります。私たちが食べているもの、飲んでいるものには、サトウキビの砂糖ではなくてほとんどにコーンが入っています。
スーパーマーケットの80%のものにコーンが入ってるそうです。それを戦略的に広めたのはアメリカです。
砂糖代替品としてのトウモロコシ由来の高果糖コーンシロップ(HFCS)ですね。
1970年代以降、アメリカ政府はトウモロコシ生産者に対して大規模な補助金を提供し始めました。これにより、トウモロコシの生産コストが下がり、大量生産が促進されました。
アメリカは砂糖に対して輸入制限を設けており、特に1970年代の砂糖価格の高騰時には国内での代替甘味料の需要が高まりました。高果糖コーンシロップは砂糖よりも安価で供給が安定していたため、多くの食品メーカーが砂糖の代わりにHFCSを使用するようになりました。
1960年代後半には、トウモロコシから高果糖コーンシロップを効率的に生産する技術が開発されました。
これにより、トウモロコシを原料とする甘味料が大量に、かつ経済的に生産可能となりました。高果糖コーンシロップは液体であるため取り扱いが容易で、食品の味や質感を向上させる特性を持っています。
これが飲料や加工食品業界で広く採用される理由となり、消費が急速に拡大しました。
これらの要因が組み合わさり、アメリカにおいてはトウモロコシがサトウキビを上回る主要な甘味料原料となりました。今日では、多くのソフトドリンクや加工食品に高果糖コーンシロップが使用されています。
さっき、こう言いました。
1960年代後半には、トウモロコシから高果糖コーンシロップを効率的に生産する技術が開発されました。
この技術により、日本は1960年代末からHFCSの商業的生産を開始しました。その後、この技術はアメリカにも導入され、1970年代にはアメリカの食品産業でのHFCSの使用が広がり始めました。これが、アメリカにおける砂糖の代替品としてのHFCSの普及に大きく貢献しました。
日本は高い能力があるのに、上手く行かせていない気がしますね。頑張れ日本!
このことはADM株を実践クラスで調べているときに知りました。
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いろんな株を調べるというのは世界がわかるので楽しいですよ。
そうして世界がわかれば戦い方もわかってくる。
世界で戦える日本人が増えますように!
それではさようなら!
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