いやね、ナナコが嫌になってしまうと言うのか、ゾッとすると言うのか、
それはね、工作員が、『それはそれ、これはこれ』になっているってことなんだよ
工作員とかね、組織の協力者っていうのはさ、そういった責任と言うのかさ、
属性があるでしょ？それが、こいつら何の罪悪感もなくって言うのか、
『それはそれ、これはこれ』なのね。いざって言う時は（組織が守ってくれるか
どうかはしらんが）悪いのは、組織であり、我々はやらされているってこと。
変な話、若い女性とね、仲良くするのはするけれど、工作はするという
悪者って、そういうものなのかしら？
工作されてパニクっている人に、今度は自分の本音などなどを漏らすっていう。
泣いても引いても脅しても何しても、友好的に接しても、
仄めかすし、盗聴するし、嫌がらせするしね。
『それはそれ、これはこれ』
友好的なのは気分良いけれど、『それはそれ、これはこれ』で、やめたりしないし
そこを指摘すると怒ったりもするわけね。