やってきた
アイツが
音も立てずに
やってきた
私はまるで過呼吸のように
肩で息をしながら這いつくばる
涙が止まらない
嗚呼
目が開かない前が見えない
ハイ花粉症です
目が痒い
目が痒い1ヶ月前から
鼻水とお友達だったんだけど
くしゃみ鼻水を通り越して
喘息がゼロゼロ言い出し
上下の瞼がネバッと引っ付いてきた
去年のコロナ禍の耳鼻科は
行くのをはばかられましたね
具合が悪い人が集まる所だとか
耳鼻科に出入りしただけで
「あの人コロナじゃないかしら？」と
後ろ指さされるんじゃないかとか
ネガティブの塊の私は病院を避けて
市販のアレグラで花粉症を凌いでいたが
2022年は
コロナを正しく怖がる
正しい感染対策
正しい認識
正しい分析
情報に惑わされない
これらを勉強したので
躊躇なく近所の耳鼻科に行ってきた
この病院が
たまたまそうだったのかもだけど
おじいちゃん医者は患者と
ソーシャルディスタンスをとって
診察しないんですね
診察室なのに
医者とすごーく距離がある椅子に座らされて
私：花粉症の薬が欲しいです
医者：アレグラのジェネリック出すね
私：目薬もたくさん欲しいです
医者：じゃあ3本出すね
という会話だけして
受付ですぐに薬受け取ってお会計もして
来院してから外に出るまでに
わずか5分！
早っ
これできんちゃん散歩も怖くない
春日和
きんちゃんスマイル
まぶしいな 詠み人知らず
暖かくなると
花粉は怖いが
きんちゃんがヘラッと笑いながら
歩いてくれます
笑顔
笑顔
笑顔
ヘラッ