27年前の今日
私は大阪のワンルームで一人暮らし
夜が明けきらない
薄暗い中
物凄い地響きと共に
揺れました
突き上げた縦揺れの後
立ってられない横揺れ
家の中の物はバタバタと下に落ち
洋式トイレの底にある少しの水さえ
便器の外にこぼれる横揺れ
近所の古い家の壁が
まるで張りぼてのようにバタッと倒れて
何がどーなっているのかわからない
当時は携帯もスマホもない
家の固定電話ももぅ何処にも繋がらない
電車も動いてない
仕事にい行かないといけないのに
電車が動かないと困るななどと
呑気に考えてもいた
大変な事になっているのはわかるが
本当に何が起こったのかわかったのは
最初の揺れから数時間経ち
テレビに映る画像からでした
思えば
あの震災が起こる前の日の夜に
近所の動物という動物が
大騒ぎしてたんです
後日談ですが
震災の数日前から
神戸から大阪方面へ
ネズミが大移動してた とか
あれほどの地震なので
予兆はあったはず
当たり前の日常などない
形あるものが一瞬で崩れるんだと
忘れてはいけない
風化してはいけない
失った命を無駄にしてはいけないと思います