銀燈花園芸日記 -7ページ目

言葉にならないその後

昨年の5月
岐阜県でジャケツイバラに出会いました
花の美しさは野生植物とは思えないほど
寒さで栽培は諦めていましたが
それでも忘れられなくて
また岐阜県を訪れました
落石防止フェンスの上の方に蔓を絡ませています
フェンスを登ると鞘が目の前に
下は見ないこととしています
こんな棘なので
掴まろうとすると大変なことになります
鞘を取りました
ヘリについているのが種子です
なかなか落ちないのですね
種子の散布という点では疑問なのですが
真冬に訪れる物好きおじさんには好都合
種子を分けてもらいます
虫食いも多いのですが
ツヤと重さのあるものを選びました

周りを観察すると
ツバキが多く見られました
ツバキの他にはシラカシ
テイカカズラなど見られます
耐寒性はユズ程度にはありそうです
工夫すればなんとかなるかな?
春の種まきが楽しみです

ありがたい

今朝は猛烈な寒さで目をさましました
どうやら安曇野は5度を下回ったようです
犀川ダム湖には白鳥も来たというし
冬はもうすぐです

6年ほど前安曇野に転勤で来ていた時
事務のお姉さん方にリコリスの球根を配っていました

それで園芸相談に乗っていると
リコリスに実がついた話が出ました
聞くとキネンシスが実をつけたようです
タネを分けてもらうことになりました

たった五つですが貴重なタネ
安曇野の冬を越える黄色い彼岸花のタネです
分散させておくことは大切ですね
もう失ったと思っていたのに
思わぬところから入手できました
リコリスの種まきは得意ですから
数年後には黄色い花を咲かせるでしょう
誠にありがたいことです

寒くなってきました

仕事が忙しい上に
秋は資格試験が集中します
一つ一つこなして行くしか無いのですが
なかなか余裕がありません

一つ目の電気工事士の試験が終わり
空いた午後の時間安曇野や松本の山を回りました

もう紅葉が始まってます

秋といえば茸を取りたいですが
そんなに奥に行く時間もありません

それでも少しばかり知らないキノコに出会えました

ハエトリシメジに似たもの

ヤマドリタケに似たもの
普段入る飯田の山とは植栽が違うので
食べられるかは不明ですが
多分大丈夫と思いながら
山に置いてきました

山は楽しいですが
もう二つ試験があります
初雪が降る頃まで勉強漬けです
でも飯田に帰るためには頑張らなければ!
今が踏ん張りどころです

シュウカイドウ

週末はどこにもいかず
夏風邪の治療に専念しました
喉が痛く、熱もあるようです

朝晩が涼しくなったのは嬉しいけど
夜は思いの外寒くなりますね
皆さんもお気をつけください

シュウカイドウが今年も咲きましたが
雨が少なく暑いので
葉にみずみずしさがありません
またムカゴを安曇野に持って行っても
空気自体が乾燥していてうまく育ちません
シュウカイドウは潤いのある場所が好きなんですね

駐車場の隅にタカサゴユリも咲きました
夏もそろそろ終わりなんですね





秋の気配

週末で飯田に戻りました
まだまだ暑いですが
それでも少しは体も楽になりました
ブログをお休みしてたのは
夏バテもあったんですよ
でも夏痩せはしてません

家に戻ると薄暗い玄関先で
ユウスゲが迎えてくれました

台風の名残の風が細い茎を揺らせます
なかなか写真に収まりません
ユウスゲの花は満月の色
これから秋が始まりますね
夏が終わるのが寂しくないのは
歳のせいなのかもしれません