松岡少年剣道教室の2018年が終わりゆきます。
週が明けて木曜日の稽古納め前のタイミングで焼肉パーティー。(^-^)v
今年は、本当に教室にとって激動の一年になりました。
30年に渡って団を率いて下さった前監督先生がご家庭の事情で退任、
新年度からは後任としてT先生が新監督を引き受けて下さり、
I先生との二軸体勢に。しかし、先生方の仕事がお忙しい期間は
子どもを見て下さる手が物理的に足りない、新入団の問い合わせが
あっても受け入れ態勢が取れない・・・。
急遽、繰り上がりで一緒に稽古をしていた父親三人が意を決して
指導陣に加わり、試行錯誤。分からないところは先生方に相談。
また運営では福井国体のシーズン、合宿や錬成会を計画しようにも
あらゆる会場施設、体育館が使えない。またそちらでも手が足りない。
今年の役員さんは本当に心労、苦労の連続であったと思います。
(インフルエンザ、豪雪、台風、猛暑もありましたね。(^-^;))
そんな中でも、子どもたちはT先生に任命された男女キャプテン2人を
中心に団結。例え大人がいなくても「自分たちで考える稽古」を実践。
大切な試合機会を逃し続け焦りが募る中、先生方の伝手を頼りに
6月には小松桜木剣正会さんの稽古会に参加させて頂き、7月は
大阪から榎本剣友会さんがご自身の夏合宿を終えられているにも関わらず(!)
松岡の夏合宿に友情参加。m(--)mまた台風でチーム半分での行動に
なりましたが富山の高岡武道館さんにもお世話になりました。
チーム内では「月例部内戦」が初めて導入され、試合剣道を中心にした剣風に
全体的にシフト、チーム内の競争を活性化、同時に座学などで
「チームでつなぐ、一本を勝つ剣道」を標榜。大会前にはリーグ戦等を
行い選手選考も明確化。
T先生イズム、「もっとやる!」「質を高める!」「真似をする!」が
徐々に浸透して来ると、有志の子どもたちはより多くの稽古機会を求め
自発的に出稽古に出掛けて行くようになりました(お世話になりました
各団体様、本当にありがとうございました)。
そして、その団としての取り組みが結実したのが11月の敦賀大会。
スポ少チーム松岡として初の県クラスの大会で第3位入賞。
一緒にチームを支えてきた保護者陣に最大級の感動をもたらして
くれました。
そんな一年が、終わり行きます。
でもきっと、新しい年もその歩みは進行形で続いて行き。
束の間の休息。
山盛りのお肉と、ソーセージと、差し入れヒレ肉(!)と、ジュースと、
アイスクリームとメーカー縦断チョコレートと(笑)、子どもたちは確実に、
各自1キロ大きくなったのではないかと自負しております(笑)。
笑い声、笑顔、笑顔、笑顔、一部泣き声(笑)?
指導陣も、お母様方も、ビールを片手に語る、語る、語る・・・。
楽しい夜はとことん更けて行ったのでありました。
今よみがえるのは、T先生が新年度二人のキャプテンに託した
面タオルの言葉。
「全ては、剣道のせいだ。」
涙も、そして喜びも。(^-^)v