質問を頂きました(笑)。前回ブログ最後のT先生の言葉は健闘の末、個人戦で

敗れてしまった子へ、試合直後の訓示の中でのものです。僕は個人的に「魔法の言葉」と

呼んでいるのですが(笑)、一瞬でスイッチを入れたり、また励ましたり、試合のポイントや解説、

アドバイスも勉強になり本当に面白いのです。そのうち名言集が作れるのではないかと

思っています(笑)。

 

さて、福井地区大会、小4娘にとってはどういう大会であったかといえば・・・、

 

棚からぼた餅(笑)。

 

松岡から大会に出場するメンバー一覧や個人戦の出場枠との兼ね合いから、

なんと団体戦先鋒(!)で起用して頂くことに。

 

実はhirata家では結構な激震で(笑)、大会要項では「先鋒から低学年順で」、

と書かれているだけで特に規定はないらしく、え、じゃあいきなり6年生が

出て来る可能性があるじゃないか・・・?と、これは現実のものになりました(笑)。

 

11チーム変則トーナメントの組み合わせの妙で、二回戦が準決勝となり、

お相手は前回書かせて頂いた通り武道学園さん(笑)。そして、先鋒娘の

相手は・・・、県大会団体戦優勝春江大会個人戦優勝の、T・M君(笑)。

 

最初団体戦のくじ引き、組み合わせを見た時鼻水が出そうになりました・・・(笑)。

 

アドバイス?

 

ない(笑)。

 

思いっきりやられておいで。むしろ負けっぷりで後続の先輩に望みを託そう(笑)。

 

試合開始、よしっ、足を作って唯一の得意技出ばな、メン・・・、が効くわけない(笑)。

旗はT君に3本。

 

二本目、来るぞ、T君必殺の・・・、出ゴテ!!

 

瞬殺(笑)。

 

試合後、うなだれる娘に、「T君に大会の試合で真剣勝負をしてもらえたことに

喜ばなきゃ。」と伝えました。実際に、素晴らしい経験をさせて頂いたと思います。m(--)m

 

試合は続きます。「松岡の小さな”The 剣道少年”」A・T君が星を取り返し、

続く中堅「丸岡のキャプテン”剣道愛”」のN君が逆転、試合をひっくり返します!

・・・結果的に実力が上の武道学園さんに再逆転され敗れはしましたが、

応援陣も盛り上がる好勝負でした。(^-^)v

 

そして参加チームは少ないながら三位まで表彰があるとのこと。

娘にとっては針のむしろ(笑)。表彰式でのなんとも気まずい表情(笑)。

(ちなみに一回戦でもお相手は同級生女子のライバルさんでしたが、一本負けしております。orz)

 

そうだろうなあ(笑)。

 

「今年の玉竜旗、九州学院の大将も一試合もせんと優勝してニコッとしとる。

せやからちゃんと喜べばええ(笑)。」

 

翌日もT先生。無理矢理ですけど、ありがとうございます(笑)。

 

なんにも出来なかった。その体験、悔しさをちゃんと覚えていてほしい。

そして、また選ばれる選手になって、先輩たちのようにチームのために何本でも

取り返して来られるぐらいの剣士に成長してほしい。収穫の多い大会でした。

 

監督K先生には、「稽古でTにあったら”先輩!昨日は試合、ありがとうございました!”

って言うんやぞ。そうやって強くなって行くんや。」と言われたものの、

月曜日、「すれ違ったんやけど・・・。」とまごまごして御礼を言えなかった娘。

声ちっさ(笑)。そういえばそうい経験もはじめてだよね。

 

次回は、ちゃんとすると思います(笑)!m(--)m


(記念にと、賞状を持たせてもらって隠れるような娘(笑)。・・・・(笑)。)