一昨日の撮影です。
走行中に、前方の枝がゴチャゴチャした木の中に“オオタカ”が止まっているのが見えて、
そこからはスピードを落として、慎重に近付いて行きました。
ところが、レンズを向ける前に飛んでしまって、
それが、木のすぐ下の草の中に入って、見えなくなってしまいました…
でも、遠くへ行った訳ではないので、
私は動かないで、“オオタカ”がそこから出て来るのを待ちました。
すると、やっぱり飛び出して来て、元居た木に止まりました。
よく見ると、右足に何かを掴んでいます!?
身体が一部木の幹に隠れているので、
「飛ばないでくれ・・・」と願いながら、車を少しバックさせて、
(掴んでいたのは、ネズミです!!)
こちらを睨みましたが、落ち着い様子です。
この獲物を「何処で食べようか・・・」と考えているようで、
周りの安全を確認しています。
視線を足元に下ろして、
「ここで、食べるのか・・・」と、期待していたのに、
身体が後ろ向きになって、
(ネズミの全身が見えました。)
飛んでしまいました…
でも、遠くへ行ったのではなくて、
ちょっと先の草の中へ、不時着するように降りました。
私も車から降りて、レンズを向けながら、そちらに行ってみることに、
しかし、私の動きを警戒されて、バサバサっと飛び出して、
獲物のネズミを大事そうに掴んだまま、高度を上げて、
持ち去って行きました…
“オオタカ”は、これまで何度も撮影しておりますが、
こんな狩りのシーンには、中々巡り合えなくて、ずっと撮りたいと狙っていました!!
本当は食事のシーンまで撮りたかったのに、それは持ち越しになりました…
(幼鳥が、“アオサギ”を食べるシーンは、2022年10月に撮っております。)
“ハヤブサ”だったら開けたところでも平気で食事をするのに、
それに比べて、“オオタカ”は非常に警戒心が強いようです!?