室町時代の木彫阿弥陀如来坐像です。
わずかに笑みを浮かべた凛々しい顔立ちが心を捉えます。
衣文は優美に流れ、像を優しく包み込んでいます。
作ゆきの良い、気品が感じられる仏像です。
像が坐す蓮華座の台座も迫力があり、力強い作風は堂々とした重厚な存在感を醸し出しています。
像に、そっと耳を傾けると、自身が見守り続けて来た時の経過を語りかけてくるようです。
優美さの中にも静謐な雰囲気を漂わせている阿弥陀仏です。
見つめる人を、穏やかな気持ちに誘(いざな)ってくれます。
花地蔵のサイトとfufufufuのサイトに掲載中ですので詳細をご覧ください。
https://hanajizou.com