先日、レコーディング中の某楽曲の最終仕上げ作業で再び青山ビクタースタジオへ。
スタジオ内では音楽制作のプロが何人も同時に同じサウンドを聴きながら意見を出し合いつつ仕上げて行くのですが、ディレクター・サウンドプロデューサー・ミュージシャン・ヴォーカリスト・ミックスエンジニア、等々のそれぞれが集中して聴いている「ポイント」というのは実は各自少しずつ(場合によってはかなり)違います。
誰かが
「○○の部分をもっとこうしたら良いのでは?」
というリクエストをした時、もちろん
「そうそう、自分もそう思ってました」
という場合もありますが
「それは気づかなかった、なるほど確かにそうしたほうが良くなった!」
というような事もかなり多いです。
自分が気にしているポイントと違っていたせいで指摘されるまで全く何とも思ってなかった事が、一旦気づかされるとアラ不思議、さっきまでと違って聴こえてくるのです。
人間の耳ってとてもファジー。
今回の曲は、今やバンド仲間でもある新垣優と僕の合作です。
彼が沖縄でやっていたデュオ「アキダス」が東京でレコーディングをする事になった18年前に、僕が編曲一式を担当したのがキッカケで始まった付き合いです。
僕がやろうとしている事を素早く汲み取ってくれる感覚の合致と、僕にはないセンスやスキルと「歌うために生まれて来た人」の声を持っている素晴らしい後輩ミュージシャンです。
何よりも僕が年齢と共に少しずつ失っている「瞬発力」をバリバリに見せつけてくれるのが超・頼もしいです。
もはや徐々に僕が「介護される」的な仲になりそうな気配を感じる今日この頃ですが、僕もなんとか抗って新しい何かに常にトライを続けて「おお~っ」て思わせていきたいと思ってます。(^^♪
スタジオでチェック用に使っていた歌詞カードを持って帰って来ましたが、片隅に何やらメモっている自分の字がヒド過ぎるのとメモり方もテキトー過ぎて、早くも自分が何を思っていたのかよくわかりません。
自分にしか分からない、どころか自分にも分からない系。
大体「ギャギャーン」とか「ピロピロ」とか、もうちょっと音楽家っぽい記述の仕方はないのかよ・・・。(*_*;
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そして優の歌声が堪能できるリリック動画を皮切りに、ハレノヒ楽団が絶賛エネルギー投入中のYoutubeコンテンツたちです。
同じ曲を弾き語りで自撮り、ライブ切り抜き、女性メンバーによるオフトーク(!)、と続きます。
ぜひご覧ください、よろしかったら「いいね」「チャンネル登録」を!
さあ、次作はどうなる? 乞うご期待。
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「ハレノヒ楽団」前々回ワンマンの時のダイジェスト前半です。
このチームの雰囲気が伝わるといいなあ、と思います。
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トシちゃん2023・拡散祭り、僕もイッチョ噛みさせてもらってステージからの撮影で勝負してみたシリーズです。素人なりにですが渾身の編集をしています、ぜひご覧くださいませ!