ファミリーレストラン、という物に対して僕は案外悪くない印象を持っているのですが、それは幼少期の「デパートの中にあったお好み食堂」の楽し気な記憶の延長線上にある存在っぽいからなのではないかな~、と。
とか思っていたら、新年早々その名もズバリ「ファミリーレストラン」という「店名(!)」のお店に入る機会がありまして。
まさしくデパートの最上階、オムライスやらクリームソーダやら、ノスタルジックなポイントは押さえつつも薄く広く色々あるメニュー。
味もまあまあ悪くない、実にお好み食堂。
そして窓の外の眺望が素晴らしい。
食べ終わって、夕刻が近づいて来る中を屋上に昇ってみました。
今は人工芝が敷き詰められただけのガラーンとした空間が広がっていますが、ココには2019年まで昭和テイスト全開の「屋上遊園地」があったそうです。
ネット上で探してみたら、とても賑わっていた数年前のココの写真を発見!(観覧車まであったらしい!!)
令和の時代に至るまでこの風情を引っ張っていたとは、なかなか凄いです。
↓ ↓ ↓
現在は日本中を合わせてもほんの数か所しか屋上遊園地って残っていないようですね。
これらを見ていたら、ふと思い出しました。
そういえば僕が門前仲町に住み始めた頃、建て替えられる前の赤札堂の屋上に小規模ながらも遊園地チックな物が残っていた事を。
うん、今年のテーマはノスタルジアの研究でいってみようかな。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、どれもその感情を起動可能だけど、僕の印象としてはトリガー力がトップなのは嗅覚。
・・・そうだ! ある曲を演奏する時に必ず同じ匂いがしてくるような仕掛けをライブでやってみるのはどうだろうか?
とか何とか考えているうちに夕陽も沈んでマジックアワー、そしてズームしてみると遠くからでも存在感を出してくる富士山。
鉄塔と走り去る列車と踏切の点滅と、フレームの中から溢れてくるのはまさにノスタルジア。
何故なのかの理由は分からないのだけれど。
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