“HA-HA-HAPPY” 長崎・その2 | 大したことも起きない日常 ver2

大したことも起きない日常 ver2

門前仲町の音楽家・塙一郎のまあまあ満足な日々の記録

スタッフが用意万端整えてくれて、メンバーは三々五々ステージへ。

サウンドチェックの順番はいつも決まっていて変わる事はまずありません。

 

まずは山ちゃんがペダルを踏みこみ、バスドラムをドン!ドン! から始まって各太鼓やシンバルの音を音響エンジニアKッシーが入念に調整。

全部確認出来た後で

「それでは全体でお願いします!」

というKッシーのリクエスト、山ちゃんは大抵ちょっとハネ気味のゴキゲンなパターンを叩き、それに合わせてダンサーたちがウォーミングアップで動いたりしてます。

 

続いてノマちゃんがベースをボンボン!

足元にあるピンク色の怪しい何かの装置(っていうかノマちゃんにまつわる全てのアイテムは基本何でもピンクだけど)を踏み込んでギュンギュン!とかバウバウ!とか言わせます。

ノマちゃんは見た目の穏やかかつ不思議な雰囲気とは相反して、出てくる音はアグレッシブ!

 

続いてバンマス・江口ヨンタナさん(通称ヨン様)。

最初は必ずパリラリラ~ン!という麗しい音色のアルペジオを弾きますが、もうその瞬間にザ・江口トーン。

そしてオーバードライブをかけてガチョーン! ソロ用の音量に上げてキュイーン! ワウワウを踏み込んでワカチコワカチコ!

うーん今日のステージ上の響きだともうちょっとこんな感じか? とか言いながら楽器担当スタッフGジョビと一緒に少しあーだこーだ調整。

続いてナイロン弦が張ってあるアコースティックギターに持ち替えて、お客さんがみんな期待しているあの曲のために音チェック。

アコースティックギターはボディが箱状になっているので、デカい音量のバンド演奏の音が鳴ると共鳴しすぎてハウリングが起きやすいのです。

でもヨン様の確かな経験と秘密アイテム駆使によって信じられないほど上手く調整されていきます。

 

次が僕の番で、使う音色ごとに一通り鳴らして音量バランス等を確認。

僕は楽器セッティングに関しては割と大ざっぱなのですが、マイクスタンドとマイクの角度には結構神経質で、スタッフに何度も直してもらったりします、いつもすみません、ありがとうございます!

 

そしてあゆみちゃん、魅惑のセクシートーンでサキソフォンをブワーララブワララ言わせます。

ナニゲにあゆみちゃんは色々やっていて、曲目によってはフルートも吹くしキーボードも弾くしタンバリンやトライアングルも持ち込んでるし、コーラスもバリバリやってます。

そういえば最近は手元におやつを用意してない気がするけど、いつ食べてるのかな・・・?

 

てな感じで各自のチェックが終わると、全員でまずは1曲(いつもほぼ同じ曲)演奏してバランスチェック。

各演奏者の足元やステージ上に何か所かあるモニタースピーカーの音を調整していきます。

 

ここまで済んだら、レッツ・リハーサル!