いや~、非常に興味を引かれるわけです。
が、主題歌のこの歌唱は主演の俳優さんによるものっぽいですが、このままこのテイクでいくのか? と思ってしまった僕ですが・・・(本職の歌手ではないにせよ、ちょっと頼りないのでは、と感じた)。
しかし! いやいや、恐れ入りました。
当時(1971年)の本家の主題歌、僕には子門真人さんヴォーカルの印象しかありませんでしたが、この曲のシングルレコードの初回盤は「仮面ライダー1号」本郷たけし役の藤岡弘さんが歌っていたんですね、全然知りませんでした。
僕としたことが・・・(って別に専門家でもマニアでもないけど)。
で、「シン・仮面ライダー 主題歌」の、この歌い方は、かなり藤岡さん歌唱のテイストに寄せようとしたディレクションを感じます。
いやいや、庵野秀明さん恐れ入りました、さすがディテールに拘っている!
そして、もし子門真人さんテイストで誰かに歌ってもらったならば、絶対に「仮面ノリダー?」って思われただろうし(笑)。
ちなみにこちらが、藤岡弘さん歌唱の当時のバージョン。
なるほど! と思いませんか?
昭和ライダーは伝統的に
「主役が主題歌を歌う → 後に歌手に歌わせる」
という傾向が多いのだ、と、Facebookのコメント欄で、この方面に詳しい方が教えてくれました。
昭和ライダー好きの間では一般常識レベルなのですね、知らなかった~。
そりゃあ、あの庵野さんがそこを押さえてこないわけがないですね。
となると、誰か別の新たな歌手に歌わせるバージョンが今回も出る可能性もありますね。
公開は再来年という事でまだちょっと時間があるから、僕が立候補しようかな・・・(中途半端な子門真人ふう歌唱が得意だ、と自分では思っている)。