ご訪問ありがとうございます♡
栃木県宇都宮市の 押し花教室Sakuya
花奈朔夜こと高橋典子です。
エミュ押し花作品展と並行して、足利学校に行ってきました。
足利学校とは
足利学校は、下野国足利荘にあった、平安時代初期に創設されたと伝えられる中世の高等教育機関です。
「坂東の学校」と称されました。
室町時代から戦国時代にかけて、関東における事実上の最高学府でありました。
創設年、創設者については諸説あります。
1868年まで存続、1915年図書館となる。(ウィキペディア)
若い頃行きましたが、20年ぶり?いやもっとでしょう。
私が行った時は茅葺屋根の吹き替えの直後だったので、かなりきれいすぎて作り物感があったのですけれど、今回は年月が経ったといいましょうか、いい具合に落ち着いた飴色の萱がとても美しかったです。
門をくぐると孔子像がありました。
観覧券を買ったのです。(入学証)でした。
入学しました
その孔子像を見ながら足利学校の扁額(へんがく)看板みたいなものです。
レプリカと本当に飾られていた額と両方を見ることができました。
ボランティアのガイドさんの説明を聞きながら、学生の入り口から入り、孔子像と創設者である小野篁(おののたかむら)の像を見ながら講堂に進みました。
明治に廃校になってしまっていたので、その上に小学校を建ててしまっていたのですが、平成2年(1990年)に今の形に復元されました。
私が行ったのはこの時だと思います。
創設年、創設者についてはかなり謎が多く、国学起源説、小野篁創設者説、足利義兼復興人物説、上杉憲実開設説、足利持氏再興説があります。
でも現存している事実として、少なくとも応永30年(1423年)には存続していたことがわかっています。
歴史に思いを馳せながら、いにしえの風を浴びてきました