「現象学」の勉強会に参加させていただきました。 | 生活の知恵を育む 〜はぐくみの森〜

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はぐくまれてきた 生きるための知恵。
自然からはなれた現代において感じることが少なくなりました。
自然は循環し生きることをいまも続けています。
知恵の架け橋が広がり、感じることで心結ばれ、皆様が豊かに幸せになりますように…

 

『「現象学」という哲学を通じて他者と自分をトータルに知る 』

の勉強会に参加させていただきました。

 

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「現象学」とは、

エビデンス(数値)にならない、言葉でしか言い表せられないこと。

 

例えば、

病院で痛みを表す時、

「1から10のレベルがあったとしたら今の痛みはどのくらいですか?」

と医療者は患者さんに痛みを数値に置き換えて聞くことが多くあります。

 

しかし、

痛みとは、日中と夜間とでは異なるし、

環境や感情によっても異なってきます。

なので、数値に表すことは難しいはずですね。

 

しかし、

科学者や医療者は数値で様々なことを評価します。

「数値」にすることで、あたかも明確になったように思います。

しかし、その「人」そのものが、

どんどん雲隠れしてしまってくるようにも感じます。

 

「やさしさ」も、数値にはしづらいですね。

ベナーの「現象学的人間観」でそれを見るならば、

「どれだけ人にやさしくしたか?」ではなく

「どれだけ相手が優しくされたと感じたか?」なのです。

 

優しさも、やりすぎたらネガティブな要素が含まれるし、

場所や立場が変われば、優しくしないことでポジティブな要素が生まれることがあります。

 

「気づかい」や「無関心」も、

対する意味合いではありますが、

ポジティブな要素も

ネガティブな要素も

どちらにもそれは含まれます。

 


人間関係の構築って本当に難しいですね汗

 

 

そういえば・・・

以前読みました、

「幸せになる勇気」「嫌われる勇気」で、

心理学者の「アドラー」は、

「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」と表現をしていたことを思い出しました。

 

 

 

 

この度、

令和元年10月22日の「即位礼正殿の儀」に

米国のチャオ運輸長官や中国の王岐山国家副主席、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相、フィリピンのドゥテルテ大統領、

ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問らが出席いたしました。

国境を越え、文化や伝統の垣根を超え、たくさんの方々がお越しくださったこと・・・

 

なんだか本当に、嬉しいラブラブ

 

「日本の神様」は、諸外国の神様とは意味合いが異なります。

政府の見解としても「神道は宗教に非ず、国家の祭祀道徳である。」としています。

 

「日本の神様」のことは、

古事記や日本書紀にも書かれていますが、

現代の社会や人を通じて「日本の神様」のことを

感情豊かに、わかりやすく書かれております、

「日本の神様図鑑」こちらが超おすすめです!

 

「日本の神様」は、

私たちと同じように、泣いたり、悩んだり、失敗したり・・・

 

神様だってそうなのですから、

だから私たちが「悩みがある」って

大いに、良いことなのだと思います。

 

「現象学」のセミナーで、榊原先生はこうもおっしゃいました。

人との関係性の構築は・・・

 

その人にとって、自分にとって

何を大事にしているか?

 

その人にとって、自分にとって、

何を目指しているか?

 

人と人は、

ある程度の理解をもって人間関係が成り立っている。

人は、世界を漠然と理解し、

未来に向けて何かを企(くわだて)て

続けるものであると・・・

 

柳原哲也教授ありがとうございました。

中澤達先生、ACTに続きいつも素敵な勉強会を開催してくださり、

本当にありがとうございます。

 

私たち人間は「完全」なものではないのですから・・・

心を込めて実践してまいります。

問い続けることの大切さを忘れないようにいたします。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いいたしますお願い