サボテンのカビ取り | はなはなGさんの花サボテン

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情熱的なサボテンの花
サボテンの花に魅了され自分も”世界に無い花を創る”ために交配を続けます。
少しでもみなさんの心の癒しになれば幸いです。

花の紹介だけでなくサボテンを楽しむための情報なども一緒にお伝えします。

ここ数日は寒い日が続いています。

 

今日も少し水やりをしていましたがサボテンにカビが生えている物が有ったのでカビ取りをしていました。

 

カビが付いたサボテン

サボテンの表面に黒いものが見えますがこれがカビです。

 

何も無い時にはカビが生えることはほとんどありませんが去年のカビをしっかり取り去らなかった場合もカビが広がります。

 

カビは水で流したり殺菌剤、陽を当ててもカビは無くなりません。

 

綿虫

多くの原因は綿虫やアブラムシが出す排せつ物にカビが生えます。

 

原因を取り除くのであればアブラムシや綿虫を発生させない事が重要で春先から定期的に殺虫剤などで駆除します。

 

しかし、カビが生えてしまったらカビを殺さない限りまた生えてきますので私は”カビキラー”を使います。

 

カビキラーを使うのは知られていますが(用途外の使用のため自己責任でお願いします)必ず抜いた状態で作業してください(鉢から抜かないでそのままカビキラーをかけるとんでもない人がいますが・・・・)。

 

カビキラーを噴霧

カビキラーを噴霧する場合根を上にして溶剤が根に付かないようにしてください。

 

泡が付いている状態で歯ブラシで正面をこすってカビを取り除きます。

 

2~3分したら水でこの泡を洗い流してしばらく乾燥させます。

 

鉢上げ後1

鉢上げは普段やられている方法でよいのですがこの時、虫が付かない様に浸透移行性の殺虫剤(オルトラン等)を鉢の中に少し入れるのが良いと思います。

 

鉢上げ後2

今日、カビ取りをしたのは大豪丸系のサボテンですがカビが生えるのはどのサボテンでも発生します。

 

フェロカクタスの刺が黒くなるのもカビのせいで真っ黒になった刺もカビキラーで元の刺色に近くなりますが赤い刺の場合漂白されて赤みが少し抜けてしまう欠点があります。

 

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覆輪花を紹介します。


N492B オーラニア@

この花は花びらの周りが黄色の覆輪花で花底にも黄色が入っているきれいな花です。