去年の初花です。
J515はYBT394(赤)に100916-01(朱)をかけたものです。
*2014年7月4日のブログの記事内でJ575Cの写真がありますがこれはJ515Cの間違いでした。
J515C(5月1日)
大変濃い赤紫の花で5月1日に開花したものです(花径約5cm)。
J515C(5月26日)
この花は同じ個体から開花したものですが全開していませんがこんな咲方も良いものです。
今までの経験からすると環境や温度で花の雰囲気は変わり安定していません。
逆に言えば環境を変えることにより違った花を楽しめるともいえます。
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今日はトレイに寄せ植えしていた実生苗を植え替えていました。
トレイから実生苗を抜くのは簡単なのですがラベルを書くのが面倒で大変です。
苗1本ごとにラベルを書くのですが苗番号(Lxxx等)と交配式(H061(P/W)xJ108C(V)等)を書きますが面倒なのは兄弟番号を記入することです。
実生接ぎした苗にはすでに兄弟番号(LxxxC)が付いているのでとこまで使われているかを管理台帳から調べなければなりません。
台帳は紙に印刷した物を持ち歩いているのでこれを見ながら探します。
台帳に”C"と記入されていれば次の”D"からラベルに書きます。
最後に苗の数を数えもし5本あったとすれば台帳に”H"と記入、ここまでが使われていることがわかるようにします(秋に実生接ぎした苗にはまだ兄弟番号が付いていないのでどこまで使われているのかを記録しておく必要があるからです)。
こんなことをしているので1日かかって鉢に植えたのは10鉢程度しかありません。
交配するのであれば花が咲けばよいなどと考えず必ず兄弟管理をしてください。
兄弟管理すれば何と交配したときにどのような花が咲くのか言う雰囲気を感じることができその後の交配に役立ちます。
ただ、不思議なことにサボテン名人も多肉名人もこのような管理をしていないのが現実です。
これをやらない限り同じ名前で違った雰囲気を持つ花サボ(多肉)が出てくるのは当たり前のことです。
まあ、こう書いても兄弟管理など面倒だと何もしない方が多いと思いますが私の知っている方でやられている方は一人だけです(その方はF8-57-22で最後の"22"が兄弟番号として使われています)。
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7月14日の開花です。