昨日はかなりの強風(赤城おろし)が吹きました。
サボテン団地から帰る途中、前方に見える風景が茶色くかすんで見えました。
これは強風で田んぼの土が巻き上げられた砂埃のせいです。
温室の外に置いてあった鉢や棚が倒れあちこちに飛んでいたため一つづつ拾い集めていました。
この程度はいつものことであまり気にもなりませんが温室の被害が無かったことだけは救いでした。
昨日、少し書きましたが我ハウスには住民として野ねずみ、来訪者としてイタチやヘビがいます。
野ねずみは時々サボテンや種を食べており住民としては困りものです。
特に実生床にまいた種をほじくり出してまでもきれいにたいらげていきます。
野ねずみの駆除はいろいろ試しましたが殺鼠剤は全く効果がありませんでした。
現在使用しているのは粘着シートです。
粘着シートにネズミはかかるのですが主に温室から出入りしていると思われる穴の前に置いたときにかかります。
ところ昨日も現れたようですがネズミを捕獲するためにイタチが温室内を駆け回っているようです。
イタチによる直接の被害は無いのですが困るのは鉢を倒してしまうことです。
イタチが入るような穴はかなり大きいので場所の特定はできます。
主にハウスの裾を地面に植えていますが穴を掘って入ってきます。
先日、この穴を見つけ大きめの粘着シートを設置し3日ほどたった後に見たらシートが見当たりません。
よく調べると1mほど離れた台車の下にシートが移動していました。
よく見ると野ねずみが一匹と黒っぽいけが大量についていました。
おそらくイタチが粘着シートに触れ毛が抜けたと思うのですが足はシートについていなかったようで移動しながら台車などにシートをひっかけ逃れたようです。
その後この穴からイタチが入った形跡はありません。
ただ、昨日多肉名人が見たドアの部分には3cmほどの隙間があるのでここから入ったように思います。
そこで今日はドアの隙間部分に発泡スチロール製の断熱カバーを被せ隙間をふさぎました。
また、夏にはネズミを求めてヘビも来ます。
サボテンの刺に脱皮した皮があるのですぐわかります。
困るのはヘビと鉢合わせをした時でヘビも驚き鎌首をもたげて威嚇してきます。
私はヘビがダメですので何もしないで通り過ぎてしまうことを待ちます。
今日の開花です。
神風玉
先日紹介した大型の神風玉(オレンジ)が全開しました。
神風玉ピンクとオレンジ
左のピンク花は2週間前に開花し今日はしぼむ寸前です。
交配すると開花しなくなるので今まで控えていましたが今日、相互交配をしました。
先日、岡山の名人から交配親に関する情報が来ましたので紹介しておきます。
交配親として赤短毛と記述しましたが名人が送っていただいた交配親の開花写真です。
これらは花首が長いので交配に使用していないそうです。
赤花短毛(中央商事)2
花首は長いがしっかりしているそうで球体もあまり大きくならないそうです。
ホワイトナイト(共生園)
花首が大変長いが花弁にストライプが入っているので花首を短くする交配をしているそうです。
それでは名人作を紹介します。
FKS043
丹麗丸と艶粧丸をかけたものです。
大変濃い紫で抱え込むような咲き方がいいです。
FKS046
白檀に紅鳳丸をかけたものです。
この花の面白いところは花弁の先端にピンク色があることです。
(白檀xウォータメロン)にウォータメロンをかけたものです。
淡いピンク色できれいな花です。