猫に問われあらためて心した"知足"とチャーミングなお爺ちゃま達 | いろんなものの鎮め方

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物忘れがひどくなったので、メモ代わりに・・

月曜日

朝のルーティン

家の前の掃き掃除


だいぶ涼しくなってきた


朝ごはん

ゴミ出しの帰り

名も知らぬ葉っぱ

形も色も・・えもいえない


黒ベイも元気

自分で水槽内の模様替えも始めたみたい


書類をいくつか作り


今日も

リハビリ方々散歩に出かける


亀も

サギも


生きるのに一所懸命

魚でなく👀トンボを捕まえてた・・


水鏡の空に浮かぶ鴨

ため息が出る


川面を吹き抜ける涼やかな風を背に

(日向は耐え難い暑さなのに・・)

飽きることなく見ていられる自然

ミニパノラマ付きの避暑地だ



文明の利器とかいって・・


雨つゆをしのぐに足らず

クーラーで温度調節までできるようにした箱ので

楽々と過ごす人(自分)の生活



なんだか恥ずかしくなってしまう



おまけに

いつも

餌を探しながら過ごす鳥たちを・・

大変やなぁ

と(無意識のうちに)どこか見下していた?自分


むしろ

目の前にいる鳥たちこそ

"森茉莉さんの贅沢貧乏"の実践者に思えるわぁ


生きるためにシンプルなだけニャ

居心地の良いところも

食べものも

自分でつかまえるだけニャア


こんな地球環境にした人を

恨むこともせずにね😿


日蔭から日の当たるところを通り

暑い暑い🥵になってきたところで・・


お孫ちゃんの成長を録画しているお爺ちゃまを発見・・「すごいすごい歩けたねえ

 もう一回 向こうまで行ってみる?」


「じい じいは

もう歩けないので

ついていけません・・」と

2人ともニコニコだぁ


映り込まないよう傍にそれて帰宅

給水しひと息つきながら

映画『ファーザー』を観る


アンソニー・ホプキンスの演技


認知症の進む主人公が

前後不覚・何がどうなんだかの困惑の世界の中に迷い込んだ不安・・


老いるということは

こんなふうにやってくるのか


自分にその時が来た時

そばにいてくれる人は

どんな人なんだろうーと


そして

そばにいてあげるなら

こんな人でありたい・・

(あげられたかなぁ・・)と

胸に迫るものがあった


お昼ごはん

巻き寿司

ご飯を少なめにしてみた

(うまく巻けないわぁ)

食後は

スゥエーデン映画を観る

主人公は

妻を亡くし何度か自殺を試みるが

果たせず・・隣人たちを救い・救われていく

最後は猫に看取られながら


まさに『幸せなひとりぼっち』だった


今日見たいずれの映画の主役も・・

公園で見かけたのお爺ちゃまも

どこかチャーミングだったな


忘れてないかニャア

わてのチャーミングな寝姿

ゴメン ゴメン


晩御飯は冷しゃぶサラダとパスタ

お土産でいただいた広島菜パスタソースは

思いのほか辛かった


ドレッシングもお土産だったわ



食後 ナイターもないので

メタバースを世界で繰り広げられるドラマ

『ペリフェラル』を見る

スピード感とゲーム性と

登場人物たちのいる社会環境をうまく使って

センス良く(小洒落て)作られている



(急に思考が飛ぶけど)


河合隼雄さんの

『おはなしの知恵』のなかには


幾度となく

軍閥が

戦意を持った国民を作り上げるために

本来ある昔話を作り替えたーというフレイズが出てくる


歴史の変遷を見る学者ならではの

見識に感心してるんだけど・・

現在進行形の

メタバースの世界とかが

(というか欲望に任せて先行し商品化されたものが)

使う人の意識にどのように影響するか

開発者は考えているんだろうか・・


わいも 目の前に

猫じゃらしをだされると

狩猟本能が駆り立てられてしまうニャア


ところで

おまはんの本能はなにニャ?

う〜ん

やっぱり・・悲しいかな🥹

足るを知らない欲望かもしれないなぁ