新年早々お正月ぼけ解消を指南してくれた猫 | いろんなものの鎮め方

いろんなものの鎮め方

物忘れがひどくなったので、メモ代わりに・・

なんだか

生活リズムが狂ってる感じがする・・


丑三つジェットストリームから始まる・・


今週は村上春樹で

『走ることについて語る時に僕の語ること』


水曜日に日付けが変わって

今年 初めて聞く


毎日10km走るー(そんなに走ってたんだ・・)

10kmと言えばkm6分いや7分としても・・


目下 運動不足に悩んでいる私としては

・・そんな話しを聞いていると

なんだかムズムズしてくる


村上春樹さんは

ケンブリッジで暮らすようになって

「真面目に走る

週に60km走る

6月に260km

7月には310kmも走ってた」ようだ


「ならして1時間走ると10km・・

ジョグペース

終えると

捨て鉢な爽快さ」

わからないではない


今年の運動不足解消策として

私も 30分往復運動から始めて・・

あわよくば

走ることの再開もありかな

などと 深夜にあらぬことを考えてしまう・・


夜書いた手紙は

出しちゃダメって言うでしょ

いっときの迷いョ

おとなしく寝るニャン

(ほんと すぐ調子にのるニャン)


木曜日

村上春樹さんは

次第にマラソンのタイムが落ちてきて

(トライアスロンにまで手足を伸ばすことに

  なるものの)

その変化を称して

【ランニングブルー 】 ・・と言ってはった

なるほどね😼


金曜日には


ケンブリッジにきて

チャールズ川沿いのジョギングコースを走り


走ってる時に考えることについて問われると

村上春樹さんはこう語る

「空の雲に似ている・・

通り過ぎて消えていくもの

存在すると同時に存在しないもの

あるがままに受け入れ

飲み込んでいくしかないもの

空・雲・川のように"おかしみのあるもの"」


私はさしずめ

「自分が空で・・

(走る前はなにかしらもやっていても)

走り出すと

自分の頭や気持ちのなかの

もやもやしてるあれこれが

走ることでモヤモヤが

自分という空のなかで

雲(形)になって消えて

走り終えたらスッキリ青空にしてくれる

って感じかなぁーと語る

さて最終夜はいかに・・


目覚めてからのこのところといえば・・

水曜日

朝から平常運転

年明け初めてのゴミ出しの後

自室でお仕事を少々


木曜日

朝から野暮仕事を

ひと通り済ませ


ヘビィな録画番組に見入ってしまった



二日に分けて放送されてた

『帝銀事件』を扱ったものだ

戦後の混乱した日本

銀行で毒薬を使った大量強盗殺人事件が起こる

当時の生々しいモノクロフィルムに

背筋が凍る・・


次第に

ことの真相が明らかにされる・・



旧日本軍の殺戮兵器の開発の実態

戦犯を免れるためにアメリカへの研究情報の供与

それを隠すための真実の隠蔽と冤罪のでっち上げ・・めちゃくちゃやなぁ

見てて

松本清張さんの怒りがよくわかる

う〜ん 悔しいなあ〜


なんだかそこはかとなく

人間とまつりごとの

恐怖と軽蔑を感じてしまった・・


一度

松本清張の『日本の黒い霧』読んでみよう


金曜日

午前中

1時間ドラマを観ながらWALK


日常を観察する力が

その人の内面まで洞察するなんて

面白い視点だ

原作は横山秀夫さんなんだ・・と感心


朝刊の

山極寿一さんのコラムにも

心が動く・・



なるほどねぇ

身体の共鳴

新しいコミュニティー

そうやなぁ

全く そうや


「自然な時間」を過ごそうと

今日は久しぶりに一日

ねこ刺繍をすることにして・・

自室にこもる


お昼ご飯もこんな感じで・・

水曜日は山かけ丼

木曜日は焼き鳥丼


山芋が暴飲暴食のこの時期の身体に

良いらしく

1本丸ままおろして

だし醤油とお醤油で味を整えた山芋を

ご飯にたっぷりかける

「見た目より美味しい!」は相方の評


海苔だけでなく

わさびも合うらしい(私は少々)

食べやすく

噛まなくてもスルスルと・・良さげだわぁ

ただ・・口の周りが少し・・かゆくなる


金曜日

お昼ご飯の巻き寿司を

食べようとしている矢先に

相方の知人から連絡

コロナ感染とのこと・・高齢且つ既往症有り

心配やなぁ

自宅で・・ということらしい


午後もなんだか・・

水曜日は食後も自室で

読書も刺繍も少しお預けで

デスクワークしたが


お茶の後は映画タイム

『老後の資金がありません!』


の続きを見る

お母様(義理の母)の生前葬が楽しそうで

良かったわぁ〜

(私は母の葬儀の時

折り紙に母へのメッセージを書いてそれで鶴を折り納棺してもらったっけ・・鶴が折れないとか

母に教わったパタパタ鶴が折れるとか・・ワイワイ話しながら・・)


子どもが独立した老後は

家を売り資金を作り



夫婦でシェアハウスに住む選択をする・・


"家族ほど近くなく

他人ほど遠くない関係"だそうだ

伴侶を選ぶみたいなものかなぁ


草笛光子さんも藤田弓子さんも

それぞれに 素敵〜


勝手に

内面が外目に滲み出てる様な

イメージを作ってしまうけど

そうさせる役者さんは

・・さすが違うなぁ


木曜日は午後からは外回り

途中

約束の時間にまだ少し早いので

その前に図書館により

絵本コーナーで少し・・気分を鎮め

打ち合わせも無事終了


金曜日のお茶タイムは

「あっぱれたい焼き」



ただし

半分でお腹いっぱい!


夕食前に 少し読書してみるけど・・

水曜日読み始めた

高橋源一郎の

『一億三千万人のための「論語」教室』



論語って

孔子が自ら書いたものでなく

弟子達との問答の様だ


それにしても

量が膨大だ・・

(返却期限の)週末までに読み終えられるか


木曜日

読みながら

『論語』も

人としてあるべき姿勢

仁の大切さなどなど出てくる

よく考えたら

いろんな生き方を選べる

今の平和と自由に感謝するわぁ

一つ言わせてもらうと

・・

読みやすいけど

解釈が高橋源一郎調〜なんで

なんだかコミカルで

"孔子センセイ"が

まるで落語に出てくる

ご隠居さんみたいな気がしてきた・・

おかしくて

へらへらしてしまうなぁ


ねこ刺繍もようやく・・

山極寿一さんの「自然な時間」の進めに従い

金曜日に久しぶりに・・


お仕事も夕方読書も

そっちのけで

終日「自然な時間」に浸る


猫刺繍14日目の成果は


ほぼ 毛は刺し終えてる

後は

目の光とひげだけ


もう少し 黒目を綺麗にして

縞を濃く・・

口元も奥行きを付けて・・

もっと可愛くなれるはず


テキストの😼みたいに

もう少し

ふわふわ 長毛感を出して

髭もクネクネにして・・

右目の鼻がわの丸みを

(もう少しつけるといいかなぁ)

(相変わらず ヘラヘラ顔やわぁ)


このところの晩御飯は・・


残り物集めての・・で

水曜日は鍋

鰤・菜の花が初春っぽい?

乾麺のうどんを一人分茹でて・・二人とも満腹


木曜日

餃子(残りネタと鶏梅)と

ローストビーフ丼

・・数の子まで出て来たァ

新年・・ご馳走様でした


ニュースなんか見ようものなら・・


水曜日の晩御飯を食べてる時に

裁判員制度の裁判員の年齢を

18歳にすると・・言ってる



社会経験の少ない・・若年者には

心的負担もあるだろう


でも この司法制度

そもそも

人は生まれ育った風土によって

そこに適応して生きる必要上

(当たり前に)

常識も価値観も違う


『ケンミンショー』を見てもわかる通り・・?

えぇ〜(他の県では)違うんですかぁ〜⁈🙀

の絶叫は日本全国あちこちであるヨネ


例えば

過酷な気候風土(北国)の人は 

生き残るため

 助け合うのは必須条件

(あの11年前の震災の直後も

根気強く辛抱強い土着気質故か

笑顔が素敵な人が印象に残る・・)


かたや

温暖で自然も穏やかな

うち海の地方などは・・

タグを組む必要もないからなぁ


(自然界ではシンプルに

環境に応じた生態がある)ーから


いいか悪いかは別にして


それは人も例外でないのかもしれない・・

『帝銀事件』の記憶もあって

人が人を裁くなんて・・どうなんだろう


生域を超えてジャッジする力を

18歳だけでなく成人が

身につく様な手当てが

今の日本の教育に

組み込まれてるかどうか?


よくわからないけど・・

忖度は上手だけど・・

どうなんだろう?


いっそのこと

司法(ルール)で裁くのなら

それこそ

(AIの方が諦めがつく・・ってもんかも)

なんやかんやお風呂でも

やさぐれた感じで

そんなことを考えて すっかり

のぼせてしまったわぁ


寝る前に・・

なんだか

「正月気分が抜けなくて・・」とぼやくと

知猫から写真が届いた

・・そういうことか

淡々とルーティンをこなすのが

猫道に戻る

はや道にゃ