からさんの家 まひろの章
小道幸也 徳間書店 2023年8月
まひろの家族事情は、ちょっと複雑。実の両親は幼い頃に離婚。父親は再婚した母親とともに事故で死亡。義母の妹に引き取られるも、彼女が結婚した相手の転勤で北海道へ行くことになるが、高校卒業間近だったので、同行せず、新しい父親の母が住む家に引っ越すことになった。
義理の祖母となった三原伽羅は、詩人で小説家で画家で、女優だったうこともある多才な女性。
彼女が住む東京の下町にある古い洋館には、新進の芸術家、建築家志望の学生、バーを営む歌手の女性といった個性的な面々が住んでいる。
新しい環境の中、ユニークな同居人たちとともに暮らすまひろの日常を描く。
複雑な家庭で 育ったまひろ。
義理の祖母となった三原伽羅の家で暮らすことに……
そこは大きな洋館で、さまざまな住民が暮らしていた。
まひろは、からさんや住民たちに囲まれて、そこに居場所を見つけていく。
みんないい人たちで、踏み込み過ぎない距離感でいながら、困った時には協力しあう。その生活ぶりがよい。
まひろの母親のことは、同じような話を読んだことがある。そういう人もいるのかと……。
でも、まひろがいい人たちに育てられてよかったものの、無責任だと感じてしまった。
続くとあるので、次の「加羅の章」も読まなくては~
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