汐見夏衛 スターツ出版 2019年2月


 

 

たとえ君がどんなに自分を憎んでいても。それでも君は、わたしの光だから。一見悩みもなく、毎日を楽しんでいるように見える遙。けど実は、恋も、友情も、親との関係も、なにもかもうまくいかない。息苦しくもがいていたとき、不思議な男の子・天音に出会う。なぜか声がでない天音と、放課後たわいない話をすることがいつしか遙の救いになっていた。遙は天音を思ってある行動をおこすけれど、彼を深く傷つけてしまい…。嫌われてもかまわない、君に笑っていてほしい。ふたりが見つけた光に、勇気がもらえる!みずみずしい青春を描いた感動の最新作!



同じ高校が舞台。

遥が好きな子が、親友と交際。
この話は「だから私は、明日の君を描く」を読めば、詳しいことがわかるらしいが、まだ、未読。
遥の今の友達が、遥の親友が悪いと無視。
遥は、どうしたらいいのか、悩んでいる。


そんな時出会った天音。
天音といると心が救われるのだった。

きらきらした青春がここにあるって感じ。

遥が友達に気持ちを話したこと、
女友達との関係が、こんなに簡単に、修復されるかは、疑問が残るところはあるけど、
思ったことは、言わないとわからないってこと。
勇気を持って話したことはよかったと思う。

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」とリンクしている部分もあって、うれしかった。

遥と天音の関係、いいな。

お気に入り度★★★★