dele2
本多孝好 角川文庫 2018年6月
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dele2 (角川文庫)
691円
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『dele.LIFE』は依頼人が死んだときに動き出す。託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。所長の圭司の指示を受け依頼人の死亡確認をする祐太郎は、この世と繋がる一筋の縁を切るような仕事に、いまだ割り切れないものを感じていた。ある日祐太郎の妹・鈴が通っていた大学病院の元教授から依頼が舞い込む。新薬の治験中に死んだ鈴。その真相に2人は近づくが…記憶と記録をめぐるミステリ、待望の第2弾。
dele の続編。
データを削除してほしいという依頼の裏には、その人の思いがある。その思いには、胸にせまるものがある。
データの中身を調べずに仕事を実行しようとする圭司に対し、祐太郎は、事情を探ろうとする。
考え方の違う二人だが、お互いに認めている。いい友だち関係になりつつあると思う。
ふたつの依頼の後の依頼。そこには、祐太郎の妹に関係が････
そこで明らかになる事実には驚かされる。
予想外の展開だった。
このシリーズ、もっと話が続くのかと思っていたけど、これで終わりかな？
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