礼儀がもたらすもの
今日は自宅の庭の排雪作業があった。
排雪とは、除雪により積もり積もった大量の雪をブルドーザーでダンプカーに乗せて何処かへ捨てに行く作業の事である。
(何処かって…)
私はなるべく作業をしてくれている人たちにお茶の差し入れをするようにしている。
今日もこの会社の社長へ午前中に差し入れをした。
午後になり作業が再開された時、私が家の外へ出ると、ブルドーザーに乗っていた人がドアを開けて「飲み物、ご馳走様でした!」とお礼を言われた。
そう言えば、前回も誰かにお礼を言われた記憶がある。
この会社の社長は、誰に何を貰ったのかを従業員の人たちに伝えているのだろう。
そうでなければ、お礼すら言えないはずである。
(排雪作業は私の自宅だけではない)
私は以前、この会社の社長と話をした事がある。
一代で会社を築いた人である。
地道に信用を重ね、今の地位が在る。
時には厳しい時期もあったそうだ。
だが、知る人ぞ知る会社となっている。
【企業は人なり】という言葉ある。
(記憶は定かではないが)
【人財】という言葉もある。
今日の排雪作業においても、どの従業員の人たちも礼儀正しかった。
そして作業がとても丁寧であった。
(毎度そう思う)
私はそのような姿を見て、社長の在り方を見たような気がした。
その在り方がきちんと従業員の人たちに伝播している。
礼儀がもたらすもの。
日本人は特に礼儀が大事だ。
【親しき仲にも礼儀あり】
まさにその通りである。
礼儀正しき人間は会社経営であれ何であれ、人々の心を潤す。
そして信頼を得る。
私も見習わなくてはならない。
この度はお忙しい中にも関わらず最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
(わざとらしいものは礼儀とは言わない)
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