光が射す方向へ | 命キラキラのブログ

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4月5日金曜日
午前10時入院 

お昼12時より左胸インプラント(シリコン)入れ替え手術開始  

13時過ぎに無事終了

終了と同時に、声をかけられ目覚める。

病室にベッドごと帰ってきてから意識鮮明。

主人を見つけて、

「手術台に上がってさぁ〜麻酔で落ちる3秒前まで話してたわ」と言って笑われる。

そこから3時間の絶対安静。←ただただ天井を見つめ、これが1番つらい時間だった。

絶対安静3時間後、口からお水が飲めたら点滴を外します。と言われて、渡されたミネラルウォーターをごくごく飲んだ。

毎回思うけど、術後、初めて飲むお水って、、、マジで美味しい飛び出すハート

そこから、スタスタと自分でおトイレも行って部屋をうろうろし、家族や友だちに無事だとLINE、もう部屋を歩き回ってるって言ったら驚かれた。

手術当日なのに、数時間後の夕方は普通食が出て完食!

何もかも順調でホッとした。

前向きに平常心で手術を受けたら、こんなに結果もいいのかと思ったけど、いや、きっとそうじゃない。

家族や友だちが、わたしのために、手術の成功や術後の経過の順調を願い祈ってくれていた愛

たぶん、先に旅立った仲良しの病友Yちゃんもそばにいてくれたと思う。

そんなみんなの見えない力で、わたしは無事に生還したように感じた。

わずか1時間の手術に大げさだなと笑う人がいるかも知れないけれど、人生、何がいつ起こるかわからないと思うと、湧き上がる感情は感謝しかなかった。

ただ一つ、、、
すっかり忘れてたあせる

わたしは、枕が変わると寝られないことをゲロー

そこから退院する日まで、長い長い夜を修行のように何度も迎えた。

もちろん、眠剤も飲んだけど、全く眠くならない。

毎日、夜が近づく度に、テンションダダ下がり汗

しかも、アフターコロナの病院、面会は家族のみ2人まで、15分原則を徹底してたから、主人でさえ来たと思ったらあっという間に帰って行く。

人とゆっくり話せないことって、こんなに寂しいし、つまらないのか。と思い、、、

事前に用意してた「52ヘルツのクジラたち」を読んで、寂しさを紛らわそうとして、ますます孤独になる笑い泣き
もう早く帰りたい。。

術後5日目より発熱あり。

術後の微熱なので想定内だけど、今回発熱するのが遅かった。

歳がいくと運動した後の筋肉痛は、後から来ると言うけど、その理屈?って自虐的に思った

先生も看護師さんもわたし自身も、1番注意しなければいけないのは、術側の感染。

傷口を何度もチェックして、そのせいでないと思われる微熱には、術後6日で、あっさり退院許可が出た。

が、この前夜、腰をかがめて洗顔しようとして、右腰に衝撃的な痛みが走った。

まさに、ギクッてなる痛み、、、
人生最大のギックリ腰だゲッソリ

看護師さんに術後、

「お痛みどうですかー?痛み止め持ってきましょうか?」

と、何度言われて、何度断ったことだろう。

「全然大丈夫です」は、「おはようございます」より言ったぐらい。

なのに、ギックリ腰は泣くほど痛くて、マジで看護師さんにすがりつくように「痛み止めを!」と懇願した泣き笑い

退院後は、微熱と強烈なギックリ腰と長い睡眠不足で、まともに歩けないズタボロなわたし。

帰ったらすぐ寝られると思ったら、痛みのためかぐっすりというより、ぐったり眠れたのは、退院後3日経ってからだった。

あぁ‥入院中が1番元気だったと気づく。

それでも、いつも「回復する」という光の挿す方向を見つめてた

わずかでも、昨日よりマシになったと思えることを探し、こころは小躍りした。

ほんとうに、薄皮をはがすようにゆっくりだけど、確実に回復して行った。

つくづく人間て、希望がないと生きていけないものだなと思った。

光が射す方向へ、手を伸ばしてみる。

頑張らないけど、あきらめない。

そして 

やっと

ここにきて

わたしは日常を取り戻しつつある。


泣きたいほど、

愛おしいほど

の 

日常よ、これからもよろしく