この記事 の続きです
「あ、それから
もう薬は飲まなくていいですよ。
飲んでも効きませんからね」
ノリノリ先生は
なんだか楽しそうです。
あとで書きますが
「耳硬化症」は
日本人には1％の発症率という
珍しい病気なのだそうです。
「も、もしかして こいつ
手術の症例が増えることを喜んでない？！」
『白い巨塔』の見すぎでしょう（笑）
大病院
に勝手な偏見をもつ耳年増です。
はな「あ、あのストレスとかそういうことではないのでしょうか？」
ノリノリ「ないねっ ストレスがなくなれば難聴が止まる、とか ない」
はな「更年期障害とかそういうことでは？」
ノリノリ「それもないなぁ」
え～～ 本当に本当にそうなの？
ノリノリは続けます、
「でもね、痛いっていうのがよくわからないんだよねぇ
ま、いろんなこという人がいるからね」
これで診察は終わりました。
いろんなこと言う人ってなんじゃい！？
来週の頭にCT検査の予約をし
翌週の金曜日に最終的な結果がでることになりました。
31日だって！
遅くない？
と思ったけど言えない
なんか言えなかった もやもやもや
「薬が効かない」
「手術しかない」
灼熱の太陽の元、フラフラと自転車をこぎながら
まず最初に思ったのは
「お金、どうしよう
」
ということでした。
一体いくらかかるんだろう？
入院費はどれくらいになるんだろう？
退院して直ぐに社会復帰できるんだろうか？
娘は大学2年生 まだまだ学費も必要です
母子家庭の心細さが
じんわりとしみてきます
でも
どうしてかしらね
「なんとかなる
」
そんな気持ちがむくむくお腹に湧き上がってきて
自分の底力にびっくりしました。
家に帰るとまず
病院の売店で買った明太子のおにぎりを一口！
とっても美味しかったのでした
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