私が大好きなファンタジー小説
「十二国記」の魅力について
少し掘り下げてみたいと思います

 

 


1991年に発表された「魔性の子」は
小野不由美さんの代表作である
十二国記シリーズの原点と言える作品です

 

当時
ティーンズ向けの
ホラーミステリー作品を書いていた小野さんが
一般向けに発表した長編小説で
多くの人を異世界へと誘いました

 

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私は小野不由美さんといえば
悪霊シリーズだったため
ホラーが苦手なこともあり
発売当時は
魔性の子を読もうとも思いませんでした

 

「魔性の子」は
主人公の高里要の周囲で起こる
奇妙な出来事を描いた
ミステリアスで少し怖いお話

 

正直
ホラーが苦手な私は
この作品を長い間スルーしていたのですが
十二国記の世界を知り
手に取ってみると
その奥深さに驚かされました

 

 

この作品は
一見すると普通の高校生である高里要が
実は特別な存在であることを示唆する
様々な出来事が描かれています

 

  • 岩の迷宮の写真ページを眺めるシーン
  • 同級生に土下座するように言われて頑なに拒否するシーン

など
単なる思春期の心の葛藤かと思われるシーンが
十二国記と結びつくことで
全く違った意味を持つことに気づかされます

 

十二国記シリーズの本格的な幕開けは
「月の影・影の海」からですが
「風の海迷宮の岸」以降
運命に翻弄される
泰麒を軸にした物語が展開されるにつれて
この泰麒が
「魔性の子」の高里要であることが
明らかになります

 

この事実を知って
再び「魔性の子」を読み返すと
そこには十二国記の世界への伏線が
数多く隠されていることに気づかされます

皆さんは
「魔性の子」をいつ読むのが良いと思いますか?

  • 予備知識なしで楽しむ
    ホラー小説として純粋に楽しみたい方は、最初に「魔性の子」を読んで、その後、十二国記シリーズを読むのがおすすめです。
  • 十二国記の世界を知ってから読む
    十二国記シリーズの世界観を理解してから「魔性の子」を読むと、より深く物語を楽しむことができるでしょう。
  • 好きなタイミングで読む
    十二国記のどのエピソードが好きかによって、読む順番は自由です。
    例えば、戴国のエピソードが好きなら、「風の海迷宮の岸」を読んだ後に「魔性の子」を読むのも良いでしょう。

このように
読む順番によって
全く違った楽しみ方ができるのが
魔性の子の魅力の一つです

「魔性の子」は
十二国記の世界への入り口であり
同時に
壮大な物語の序章でもあります


この作品を読むことで
十二国記の世界観をより深く理解し
物語への興味が深めてくださいね

 

 

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