8月27日 イソップ童話・自分の影にとくいになったオオカミとライオン | ☆かおりキャンドル®☆CANDLE ARTIST☆手作りキャンドルのお花のお部屋☆ フラワーキャンドルアーティスト☆きょうちゃんのブログ☆

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蝋で花の芯から作り、花びら一枚一枚全て手作業でお花のキャンドルに仕上げていく工房での出来事を綴ったブログです(*^。^*)  

 

大きな自分の影を見て、強くなったつもりのオオカミ。




太陽が西に傾いたある夕方、荒れ野を一匹のオオカミがさまよっていました。
 地面にその影が、長く長くうつっています。
 それを見てオオカミは、
「こんなに大きな体をしたおれが、ライオンを怖がるなんて。このとおり、身長が30メートルもあるんだから、おれだって、簡単に百獣の王になれるさ」

オオカミがすっかりいい気になっているところへ、大きなライオンが飛びかかってきて、ガブリと噛みつきました。

オオカミは考えを変えて叫びました。
「うぬぼれが身を滅ぼすとは、この事だ」

 

おしまい

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