【オフリードにあるメリットは?】 | JRTハナのあらえっさ日記~犬と子供と時々株式投資~

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ジャックラッセルテリア愛犬ハナの日常を綴ります。
2018年3月、CMで女優犬デビューしました(^○^)
2018年に生まれた娘と微妙なライバル関係です。

こんばんは。

 

過去ログ【リードを放してしまうその心理~二重錯誤~】

 

過去ログ【マナー、世間体、支配下に置くしつけ…思う事(前編)】

 

 

上記でもご紹介しました通り、私はオフリード(=ノーリード)を”認める/認めない”の2択で問われれば、当然ですが「基本的に認めない」になります。

 

タイトルからそこを誤解されない様、お願いしますお願い

 

ただ、リードをしている/していないよりずっと大事なのは、その時その時の犬の所作や心理の表れと思っているのですおばけくん

 

リードを付けていても、対象に向かって興奮してガンガン駆け寄ろうとする態度が現れるとして、その衝動を落とす事が出来るか、遮断させる事が出来るか、リードのON/OFFよりもそっちの方が重要です。

 

だから、リードをしていても愛犬のコントロールや意思の伝達の出来ない方が、私の中ではノーリードにして愛犬に好き勝手させているよりも場合によってはシビアに見るかもしれませんおいで

 

 

今回はリードを放す事(オフリード)のメリットをあくまで私の視点で挙げますが、正直、デメリットとリスクは大きいし、条例違反と隣り合わせなので、不馴れな方に推奨する意図はございません。

 

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4つご紹介します。

 

◆動きの質が大きく向上する

ロングリード着用時とオフリードの時と比較すると分かりますが、例えば、同じディスクを追うという動作でも敏捷性がかなり向上する様に見えます。

 

ハナの場合、大体、私の目算で20%増しくらい、動きに鋭さが出ます。

 

本来の動きが出来るので、当然でしょう。

 

ちなみに、ロングリードも束ねて重さを量ったら205gでした。

 

 

体重70kgの人が2kgの重りを身に付ける事に相当するので、それだけ動きに影響するのも頷けます。

 

敏捷性というのは大まかに、方向転換の早さ(クイックネス)と跳躍力と走る速さで、動きにそれだけ差が出ます。ちなみに、CD1(家庭犬訓練試験)やドッグスポーツ全般は、当然ですが全てオフリードです。

 

与えられた課題に愛犬が集中して取り組む際に、足枷がない方が当然ながらパフォーマンスも高くなりますし、純粋に成果を求める事は犬も人も当然の感覚ではないでしょうか。

 

一般的な家庭犬飼養の感覚にそぐわない部分はあると思いますが、こうした差があるのは事実です。

 

それとロングリードは脚に絡まったり、リードが木などに引っかかったりで、時に怪我の危険も少なからずあります。

 

 

 

◆愛犬の素の反応が分かり、課題が明確になる

オフリードの場合、飼い主からいくらか距離が離れる機会が当然多くあります。

 

そうすると、飼い主の影響力が弱まるので愛犬の普段見えない素が出易くなります。

 

例えば、飼い主から離れていたとして、通行人(男性、子供、犬連れ)や刺激物(ボール)が現れた際、愛犬が自分だけになった時の素がそこに表れる。

 

ここでもし

 

男性に吠えながら寄って行った

子供を見たら逃げ惑う行動をした

任意のボールを一心不乱に追いかけた

 

といった反応が見られたら?

 

それが愛犬の馴化度や飼い主との関係度を考慮したら、”実際の素(リードが解かれた時)はこんな感じになるんだ”というのが分かります。課題が明確に露呈する訳です。

 

上記は犬としては極々ありがちな普通の反応ですが、オフリードになれば明らかに心許ないものです。

 

男性全般への不安感・恐怖心・(勇敢さ)

子供に対しての不安感・居心地の悪さ

特定の物への執着心・強い主導性

 

この辺が課題として見えます。

 

 

 

◆飼い主に自信がつく

オフリードにしていて困った方というのは表れている「課題」に全く目が向いておらず、取り組もうとしないか(出来ないか)、周囲(同じ犬連れ)への気配りに欠いてるといった感じでしょうか。

 

もし課題に取り組んでおられて、ご自分が愛犬の気持ちと行動を把握し、いくらかコントロール出来る様になれば、リードの付いてる/付いてないは心理的にはそんなに変わらなくなります。

 

※だからといって「オフリードにしていい」ということではありませんよパー

 

 

これは犬を飼っていく中で、非常に大きな強みと思うのです。

 

うっかり首輪が抜けてしまっても、お子さんの持つリードが手からうっかり放されてしまっても、慌てずに済む。愛犬もリードが付いてても付いていなくても、態度や反応に遜色がない。

 

もしここに差が顕著に出るなら、リード付きの時に犬が不自由や不安に感じる内容があるという事でして、散歩の時にどういう風な感じで飼い主と歩いているかだけでも、この内容は大体分かります。

 

 

 

◆コミュニケーション力と自己判断力の向上

正直、飼い主のリード着用時のハンドリングが下手だったり間違っていたりすると、犬同士のコミュニケーション力の成長を阻害する事に繋がる様に思えます。

 

犬同士でちょっとした諍いが生じた際にリードを綱引きの形で後ろへグイッと引き離そうとすると、興奮と狼狽で激しい争いへ発展するのもよくあります。

 

これはリードを持つ人の扱いが間違っているからです。

 

実は、不安でリードを絶対に離せないという人にありがちなのですが、犬への”不馴れさ””自信のなさ(不安)”が強くある様に見えるのです。

 

皮肉な事ですが、不馴れや不安を持って連れられている犬の素のコミュ力や自己判断力より、オフリードの犬の方が協調性があって対応に優れている事も実際あるんですよ。

 

もちろん、社会のマナー的に軍配が上がるのは当然リードを離さない側ではある上差し

 

リードのテンション(張り)が愛犬の素のコミュ力や自己判断力の向上を阻害してしまう事がありますので、オフリードのメリットはその影響がないという事が言えてしまいます。

 

 

 

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もし、相手の飼い主側を動かせる(動かすべき)ならばそうしてもいいと思いますし、動かすのが憚られるならば、ご自分の気持ちの持って行き場を少し変えられればいいと思います。

 

私の場合、知り合いのオフリードの犬自体全然気にしませんが、「もし、自分の犬だとしたら…」と考えて課題を浮かべるくらいはしても、わざわざ飼い主にお伝えする事は何か起きない限りはしません。

 

また「これは周り(他の利用者)に迷惑に映ってるな…」と察知したら、その集合体からサッサと離れます。

 

それと、同じ場にいる犬の発する雰囲気に愛犬が心理的な影響を受けてしまう事もありますから、それを見極めるのもいい事だと思いますキラキラ

 

 

ではこのへんでバイバイ

 

 

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