【イメージとリアルの認識差~ラブラドール~】 | JRTハナのあらえっさ日記~犬と子供と時々株式投資~

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ジャックラッセルテリア愛犬ハナの日常を綴ります。
2018年3月、CMで女優犬デビューしました(^○^)
2018年に生まれた娘と微妙なライバル関係です。

おはようございます。

 

ご近所…では無いのですが、面識のあるラブラドール2匹に会う機会に最近恵まれた。

 

興味深い事に、どちらの犬もハナではなく私を目当てに、尾を振りながら、交流しようとしてくれているのが接近前から感じられた。

 

日本ではラブラドールは大型犬のカテゴリーに属するので、首都圏に住みながら飼えている方は近年減っているのを感じる。私の知るその2匹がたまたまそうかもしれませんが、ラブラドールは人寄りの犬という認識は大きくは外れていない様に思う。

 

例えば、ボーダーコリーやコーギーはともかく…シェルティやシェパードはよりその傾向が強いですが、牧羊犬群は人間と仕事をするのを好む犬種であるけれども、家族以外の馴染みのない人でも嬉しそうに振る舞う様子はほとんど見ない。

 

その最たるが和犬種ではありますが、このレトリーバー種というのは和犬種、牧羊犬種、猟犬種とはその点明らかに差がある。

 

1: 人間全般に構ってもらう事を好む

 

2: 許容距離間隔がかなり近い

 

3: 欲求に対してのバイタリティが高い

 

4: 細かい事をあまり気にしない、陽気

 

盲導犬・警察犬という事から一般的に”大人しい犬”というイメージでしょうし、実際私もそう思っていた部分も少なからずあったのですが、それはかなり違うという事は認識しておかないといけません。

 

 

特に私は初対面の他の犬達と交流する際「2の距離間隔」や所作等にも気を遣うのですが、このレトリーバー種はそうした意識(時に壁とも言える)を容易に取っ払ってくれてしまう感がある。

 

これには、ポジティブ/ネガティブの見方があって

 

(ポジティブ)

自信があり、大らかで、余裕がある、陽気

 

(ネガティブ)

相手の気持ちに配慮せず、不作法、空気を読めない、能天気

 

対峙する相手が、慎重だったり、臆病だったり、テリトリー意識の高かったりするナーバスなタイプなら「何だ!近寄るな!」と不興を買う事があるかもしれない。また、何となくキッカケが掴めない内気なタイプだったりすると、口火を切ってくれる貴重な存在になるかもしれない。

 

どちらかというと、相手との距離感や気持ちに配慮するというのは、「紳士的、淑女的で礼儀正しい、安心感を与える」のかもしれないが、一般的にレトリバー種には他の犬種よりも明確に強いニーズがある。

 

それが…

 

あなたと一緒にいる事を楽しみたい

 

よって、3:欲求に対してのバイタリティが高い訳ですから、そこまでの配慮をしたコミュニケーションの仕方や距離感で良い事も大いにある…と感じさせられた。

 

もちろん、犬を興奮させ過ぎるとロクな事がありませんし、無用な警戒を与えない事も個体によっては必要になるので、その辺は上手切り替えて、心置きなく接する事も問題無い事もある…と思いました。

 

 

 

 

ラブラドールの突然死

ラブラドールを調べていたら、たまたまある飼い主さんのブログで「2歳で他界した」という記述があってギョッとした。見ていくと、「ドッグランで走っていて、突然パタッと倒れて、痙攣して動かなくなった」…で、そのまま逝ってしまったという内容でした。

 

そのブログの筆者の方も、同じ理由で愛犬を亡くされたという他の人に会った事があるそうで、ラブラドールには意外とある話の様でして…。

 

若くしての突然死と、シニアになっての突然死には違いがあって、念のためご紹介しておきます。

 

 

若くしての突然死

・異物誤飲による食道閉塞

(りんごなどの果物や消しゴムなどが食道に詰まって、呼吸困難で死に至る場合)
・電気コードなどをかじることによる感電
・胃捻転
・先天的心不全

 

症例的にも若くしての突然死はほとんど無いそうですが、もし可能性を挙げるとすれば上記との事でした。心臓麻痺は致死ですが、胃捻転や食道閉塞もまた待ったなしで死に至ってしまう。

 

 

シニアになってからの突然死

・股関節形成不全の為、服用していた痛み止めによる副作用⇒腎不全

 

ラブラドールに限らず、大型犬は股関節形成不全が多いというのは私も知っていましたが、オヤツを貰う時に後肢だけでジャンプを繰り返させる、段差のある場所から飛び降りをさせる…こうした身体の使い方を習慣付けていると、年齢を重ねて後肢の筋肉が衰えるのと並行して問題になってしまうという。

 

後肢に痛みがあると、当然犬のQOL(生活の質)が低下します。

 

痛みによって、歩きたがらない…つまり散歩に出られないという事ですから、これは飼い主として何とかしてやらねばと思うトコロでしょう。

 

しかし、この痛み止めの薬が腎臓に負担をかけるという副作用があって、その飼い主さんは投薬量はキチンと管理していたけれども、結局は、その薬の副作用による腎臓の機能低下により腎不全ですぐに亡くなってしまったそうです。

 

内臓が侵されるとあっという間に健康状態が悪化して、命に係わるという事は犬の知識としてひとつ覚えておきたい。

 

大元のキッカケは股関節形成不全ですが、それを悪化させる振る舞いをさせないように心掛ける事=無闇に興奮させない事や、適切な体重管理をする事、後肢の筋肉を使わせる様なメニューを考える事など、飼い主の意識も相応なものが必然的に求められる。

 

食餌・運動・健康…それから、犬の骨格や筋肉に関して一度勉強しておいた方が先々良いかもしれない。私も毎月整骨マッサージを受けているので分かりますが、筋肉(筋)は内臓の働きと密接に関わりがあります。

 

ドッグマッサージの講座、来年あたりから受講してみますかね?

 

 

 

ではこのへんで。

 

 

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