丸の内キャリア塾「専門性を高める」 勝間和代さん、岡島悦子さん、渡辺千賀さん、 | ハナのLearning Square

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昨日開催された丸の内キャリア塾「専門性を高める」に参加してきました。
期待通りのコストパフォ-マンスの高いお値打ちセミナ-でした。
会場も参加者の静かな熱気というか、向上心、知的好奇心のようなオ-ラが出ていて、雰囲気も良かったです。

当初応募する時に、「3,000円でいいの?パネリストは女性のためにボランティアで出てくれるのかしら?」と思っていましたが、勝間さんの本の広告などスポンサ-がついてこの値段だったんだということで納得しました。もちろんパネリストの方たちも、私たち働く女性を応援したい、という気持ちから講演してくれたのでしょう。

さて、内容をざっくりご紹介しますが、5月20日の日経新聞の夕刊に講演の特集記事が掲載されるようなので、是非チェックしてみてください。



■AGENDA

(1)各パネリストの自己紹介
(2)専門性とは? その高め方、効用
(3)キャリアについて
(4)参加者へのメッセ-ジ


(1)パネリスト
皆さんス-パ-プロフェッショナルウ-マンでしたが、人間的にも素敵だなと感じました。他のパネリストの意見を尊重しながらも異なった自分の意見も主張するというAssertiveな方たちでした。

・著書のファンでこのブログを開くきっかけにもなった勝間和代さん は、期待通り一言一言に説得力があり、もっともっと話しが聞きたいと思いました。
・Globisに通学しているときからどんな方なんだろうと思っていた岡島悦子さん は、コミュニケ-ションの達人でした。(良い意味での”人たらし”)
・そして、渡辺千賀さん は、すごく頭が良いのだけれど、自分の弱さもさらけだせる自然体の人でした。


(2)専門性とは?
勝間さんが上手くまとめてくれました。
専門性とは「汎用性のある組み合わせのスキル」のこと。例えば、英語、IT、会計等どこでも通用するスキルを複数持つ、ということです。
そして、専門性が高まると「時給も上がるし、人生の自由度が高まり、幸福になる確率が上がる」、これはパネリストの皆さんが体現しています。
また、専門性を高めるには、日々ほんのわずかでも良いから自分の中のタネを見つけて熟成させてゆくこと。


(3)キャリアについて
最初からキャリアゴ-ルを決めるのではなくて、「キャリア・ドリフト」という考え方をする。節目の時はキャリアを意識するが、普段は流れに乗って、目の前の仕事に無心になり価値を出してゆく。
そして、節目の時は①好きである②強みを発揮できる③他人と差別化できる、分野を意識すること。


(4)参加者へのメッセ-ジ
今回のセミナ-はいたるところに様々なTipsやメッセ-ジが散りばめられたいたので、簡単にキ-ワ-ドだけあげます。

・言語化する、手帳に書く、ブログにアップするなど、アウトプットすることが大切
・セレンディピティ(良きものを見つけ出す才能) ←アンテナをはる、意識を持つ、チャンスの神様は前髪しかない
・資格を取るだけではだめ、付加価値を出し差別化する
・通勤、会議、会食を減らすと時間が増える。(勝間さんの著書では、特に”テレビ”)
・自分が得意なこと、不得意なことを認識する
・健康的な食生活、運動、嫌いな人と付き合わない環境をつくる(又はユ-モアでかわす)
・日本企業は女性管理職を増やすことがトレンドになり始めている、チャンス到来
・がんばりすぎない仕組みを作る(例:他人と協力する)、仕事に固執しすぎない



■LEARNING

(1)会社への貢献度と報酬
勝間さんの「会社への貢献と報酬のバランスの中で、貢献の方が高かったら独立できる」という発言がずしりときました。私は今の仕事で、給料以上の貢献ができているのか、付加価値/Valueを出せているのか、周りと比較して希少性のある人材なのか、市場価値はいくらなのか、などなど頭がぐるぐる回りました。ただ、あせらず毎日、コツコツ改善してゆくしかないかなと思います。英語とHRという専門性に、キャリアカウンセリングやLearningを組み合わせて行こうと思います。


(2)パ-トナ-の重要性
渡辺さんが強く言ってらした「パ-トナ-は大切。仕事よりも優先させるべき」という発言。人間的にお互いが成長、尊重し合える関係が理想です。勝間さんのインディのパ-トナ-の条件をあらためて思い出しました。


(3)キャリア・ドリフト
今の仕事や職場には非常に満足しています。ただ会社にいる限りは、ここ数年でマネ-ジャ-にならないと、仕事の幅や自己成長、また会社が本当に求める人材にはならないだろうな、、とは感じています。でも、今は”ドリフト”している状態なんだ、と認識しました。



■NEXT STEP

勝間さんの発言は、一言一言心にしみるというか、私にはフィットしました。(個人的な価値観や相性もあるかと思います)。なので、あらためて勝間さんの推奨しているやり方を素直にマネしてみようと思いました。
ゴ-ルデンウィ-クは、「フォトリ-ディング」「マインドマップ」講座に通って、インプット&アウトプットしてゆきます!
そして、このセミナ-に参加できなかった友人、同僚に内容をシェアしたいと思います。