ビッグクライアント担当会計士から受験生の皆様へ。 | 連結会計よもやま話

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公認会計士試験や日商簿記検定で難解と言われる連結会計その他について色々と書き綴って行きます。
長年培ったノウハウの公開を通じて皆さんのレベルアップのお手伝いをさせて頂きたいと考えております。

公認会計士受験生の皆様。

こんにちは。

 

論文式本試験も一段落したということで、

次はいよいよ就活の段階ですね。

殆どの論文式受験者の方は大手監査法人からの

内定獲得を第一目標にされていると思いますが、

今回は大手法人でビッグクライアントを担当されている

公認会計士からのご要望をお伝えしたいと思います。

 

まず一般論ですが、

監査法人1年目であっても法人の看板を背負うからには、

ビジネスに対するしっかりとした姿勢を

スタートアップ段階から持っておいて頂きたいとのことです。

また、会計士合格者となると世間の尊敬を集める存在ですが、

受験生時代の専門学校にとってお客様の立場から

正反対の立場になることを意識して頂きたいとも仰っていました。

 

例えば、監査法人1年目の新人合格者(J1)は誰しも

クライアントの得意先に売掛金残高等の確認状を

発送する業務を割り振られる訳ですが、

もし間違ってクライアントの得意先ではなく、

そのライバル企業に確認状を送付したらどうなるでしょうか?

この場合、ライバル企業が喉から手が出るほど欲しがっている、

クライアントの機密情報が筒抜けになってしまいます。

また、J1の将来が極めて危ういものになってしまうのも至極当然です。

結果、受験生時代あれほど努力したのは一体何の為だったのか?となる訳です。

 

従って、1年目であっても重要な情報を扱っている意識を欠かさない。

その為にはどんな些細なことでも必ず上司の確認を取る。

このことは最低限のビジネススキルであり、

法人入りする時点で身に付けておいて頂きたいとのことでした。

 

これからも皆様に有益な情報を提供して参ります。

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