JA15VA退役しちゃいましたねえ。皆心の中ではお見送りしているのでしょうが東京の飛行機じゃないので表立っての関心は微塵も集まらないのが残念なところです。
世間はJA754Aばっかりですが、この場をお借りして見送ろうと思います👋
さて、少し気分転換も兼ねて伊丹へ顔を出してきました。
色々あって少し間が空いていたのですが久々に来たら風通しが良くて非常にいいですね(語彙力帰宅)。
で、今回実に不思議な体験がありました。
USJジェットが運良くBランに回ってきたのでそれを撮ってたわけですが、ラインナップ直後からどうも体の中枢がギアだかエンジンの方だかを撮りたがるんですね。
撮りたがるというのはそういう衝動が降ってきたということです。ズームまでしかけたんですが、ローリングがスタートしてヒキが間に合わなさそうだったので一旦真横を回収することにしました。
E190-100STD JA245J
それであまりにも衝動が強かったので何事かと撮った後でメインギアをズームすると....
なんと、ホイールフェアリングがなくなっていたのです。
ホイールフェアリングというのは、エンブラエルが燃費向上プログラムの一つとして主脚ホイールに被せたフェアリングのことです。3年半前に筆者はホイールフェアリングについて微塵も日本語文献がないということもあって先行してリサーチしていました。なので日本ではどの部類の機体にどういう経緯・タイミングで装着されたのかということは幸運にもある程度心得ていました↓
なので(E70の前期組に関しては)一旦後付けしたものを取り外す、という非常に奇抜な動きを見せたことになり、これに大いに衝撃を受けました。
E90の場合は製造時から装着しているので、もちろんJA245Jにもありました。
ですがこれが外されるというのは一体どういうことなのか、この機体の問題かということもありますんで、一旦それまでに撮ったエンブラを洗いざらい見てみました。
すると同日撮った中でいうとE90は242J、E70は219Jのフェアリング撤去が確認できました。
他にも写真をサーチすると両モデル数機ずつが10月末から定期整備を待たず撤去されていることが伺えました。
先行の調査から10年以上運用していることは明らかで、今になって燃費以上に取り外す理由が優ったということでしょうけれど、一体どういうことなのか気になりますね。






